クニの部屋 -北武蔵の風土記-

郷土作家の歴史ハックツ部屋。

田舎教師の銅像をどの角度から眺める? ―羽生文学散歩(15)―

2016年09月11日 | ブンガク部屋
羽生市弥勒には“田舎教師の像”がある。
法元六郎の手による銅像だ。

パンフレットなどでよく使用される銅像でもある。
主人公のモデル小林秀三より、
銅像の写真の方が多く使用されているかもしれない。

小林秀三は小説のモデル。
銅像は「田舎教師」のイメージ像。
この銅像を目にして『田舎教師』を読むと、
思い描く主人公の造形に多少影響があるだろうか。

銅像は24時間いつでも見ることができる。
昼に見てもよし、深夜に訪ねてもよし。

今回の文学散歩では、時間の都合で車中からの見学だった。
歩いてじっくり見てもいいし、
車中から眺めてもいい。
正面からではなく、背中や横から眺めるのを好む人もいるだろう。

羽生駅から田舎教師の銅像まではだいぶ距離がある。
歩いて1時間で着くだろうか。
そういう次元。
それでも歩いて銅像を訪ねる人はいるらしい。
そのとき銅像はどんな表情で来訪者を迎えるのだろうか。
コメント (1)
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