〔14.12.25.日経新聞:企業2面〕
商船三井はインドの石油化学最大手、リライアンス・インダストリーズとの間で米国産の化学品基礎原料の長期輸送契約を結んだ。米国産のシェールガスに由来する液化エタンを2016年末からインドに輸送する。大型専用船による液化エタンの輸送は世界初で、商船三井は液化天然ガス(LNG)輸送船などに次ぐ成長分野として拡充したい考えだ。
エタンは化学品の基礎材料となるエチレンの原料で、シェールガスの生産過程で出てくる。通常はエチレンに加工したうえで輸送するが、米国は産出量が多く、液化した段階で輸出する動きが広がっている。
商船三井は現在の専用船の約3倍の容量の8万7000立方メートルのタンクを備えた専用船を使って輸送する。16年末から17年初めにかけて専用船6隻が完成する。
商船三井はインドの石油化学最大手、リライアンス・インダストリーズとの間で米国産の化学品基礎原料の長期輸送契約を結んだ。米国産のシェールガスに由来する液化エタンを2016年末からインドに輸送する。大型専用船による液化エタンの輸送は世界初で、商船三井は液化天然ガス(LNG)輸送船などに次ぐ成長分野として拡充したい考えだ。
エタンは化学品の基礎材料となるエチレンの原料で、シェールガスの生産過程で出てくる。通常はエチレンに加工したうえで輸送するが、米国は産出量が多く、液化した段階で輸出する動きが広がっている。
商船三井は現在の専用船の約3倍の容量の8万7000立方メートルのタンクを備えた専用船を使って輸送する。16年末から17年初めにかけて専用船6隻が完成する。