日本株と投資信託のお役立ちノート

株や投信の運用に役立つ記事を探します。
(主に日経,ロイター,WSJから引用。賞味期限の短い記事は今後省きます)

GM、インドで1250億円投資 5年で10車種投入 シェア倍増狙う

2015年07月31日 | 外資:米国・カナダ
(日経7/31:アジアBiz面)
 【ムンバイ=堀田隆文】米ゼネラル・モーターズ(GM)はインドに10億ドル(約1250億円)を新たに投資する計画を明らかにした。今後5年で10車種を投入するほか、インド国内に持つ2工場のうち1カ所を閉鎖、残る工場に集中投資し生産効率を高める。現在は2%強にとどまる乗用車の市場シェアを2020年までに倍増を目指す。

 デリーを訪問したメアリー・バーラ最高経営責任者(CEO)が計画を公表した。多目的スポーツ車(SUV)やミニバンなどを強化する。

 GMは1996年にインドに進出。「シボレー」ブランドで乗用車を展開している。インド西部グジャラート州とマハラシュトラ州に工場を持ち、それぞれ11万台、13万台の生産能力を持つ。

 だが、最大手マルチ・スズキや韓国の現代自動車など上位の牙城に食い込めずインド販売は低調が続く。14年度(14年4月~15年3月)の販売台数(輸出含む)は約6万4千台だった。工場稼働率は約3割にとどまる。

 新計画では16年内にグジャラート州の工場を閉鎖しマハラシュトラ州の工場に生産を集約する。マハラシュトラ州の工場に増産投資し、25年までに生産能力を22万台と1.7倍に増やす計画だ。

 グジャラート州の工場閉鎖で雇用は失われる可能性が大きいものの、新計画により最終的には1万2千人の新規雇用が生まれると説明している。


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