〔15.1.27.日経新聞:消費Biz面〕
日本電機工業会(JEMA)は26日、冷蔵庫など白物家電の2014年の国内出荷額が、前年比0.9%減の約2兆2700億円だったと発表した。前年割れは2年ぶりだ。3月までは消費増税前の駆け込み需要で盛り上がったが、4月以降は反動減や夏季の天候不順の影響で前年をわずかに下回った。
製品別で落ち込みが大きかったのが5.1%減(6800億円)となったエアコンだ。前年は年末にかけての駆け込み需要に加えて夏も猛暑で出荷が伸びたため、反動減が大きく出た。掃除機も4.3%減の1100億円で、3年ぶりのマイナスだった。
冷蔵庫は3.1%増の4500億円で3年連続で前年実績を上回った。洗濯機は4.1%増の3000億円と5年連続のプラスだった。全体では前年比減となったものの、14年の総出荷額は過去10年で見ると2番目の高水準だ。JEMAは「白物家電の需要は底堅い」と説明している。14年12月は10%減の2180億円だった。
日本電機工業会(JEMA)は26日、冷蔵庫など白物家電の2014年の国内出荷額が、前年比0.9%減の約2兆2700億円だったと発表した。前年割れは2年ぶりだ。3月までは消費増税前の駆け込み需要で盛り上がったが、4月以降は反動減や夏季の天候不順の影響で前年をわずかに下回った。
製品別で落ち込みが大きかったのが5.1%減(6800億円)となったエアコンだ。前年は年末にかけての駆け込み需要に加えて夏も猛暑で出荷が伸びたため、反動減が大きく出た。掃除機も4.3%減の1100億円で、3年ぶりのマイナスだった。
冷蔵庫は3.1%増の4500億円で3年連続で前年実績を上回った。洗濯機は4.1%増の3000億円と5年連続のプラスだった。全体では前年比減となったものの、14年の総出荷額は過去10年で見ると2番目の高水準だ。JEMAは「白物家電の需要は底堅い」と説明している。14年12月は10%減の2180億円だった。