日本株と投資信託のお役立ちノート

株や投信の運用に役立つ記事を探します。
(主に日経,ロイター,WSJから引用。賞味期限の短い記事は今後省きます)

東証:反発 68円高1万7674円,米株高など好感 為替:円,反落し117円台後半,株伸び悩みで下げ幅縮小 

2015年01月31日 | 相場概況(株式&為替)
〔15.1.30.日経QUICKニュース(NQN)〕
 

▽東証大引け、反発 68円高の1万7674円、米株高など好感
 30日の東京株式市場で日経平均株価は反発した。終値は前日比68円17銭(0.39%)高い1万7674円39銭。前日の米株式相場の大幅上昇や、朝方発表の国内経済指標がおおむね底堅い内容だったことが相場を支えた。東芝など好業績を発表した銘柄の一角が買われた。日経平均の上昇幅は一時200円を超えたが、大引けにかけては週末を控えた持ち高調整の売りなどで伸び悩んだ。
 日経平均は朝方に1万7800円台を回復する場面もあったが、28日に付けた取引時間中の高値(1万7850円)を超えられなかったことから利益確定売りが出て上げ幅を縮めた。市場では「(月末の運用成績を良くみせるための)『お化粧買い』が今週で一段落するとの見方から、手じまい売りも出た」(いちよしアセットマネジメントの秋野充成執行役員)との声があった。
 1月の日経平均は月間で223円62銭(1.3%)上昇。1月に上げたのは2年ぶり。
 30日のJPX日経インデックス400は小幅に反発し前日比9.22ポイント(0.07%)高の1万2830.17だった。東証株価指数(TOPIX)も小幅に反発。前日比1.49ポイント(0.11%)高の1415.07だった。
 東証1部の売買代金は概算で2兆7545億円と、昨年12月19日以来およそ1カ月半ぶりの高水準だった。売買高は26億7363万株で16日以来、半月ぶりの多さ。東証1部の値上がり銘柄数は全体の63%にあたる1177、値下がりは561、変わらずは125だった。
 三菱UFJや東電、NTTが上昇した。武田やエーザイ、野村も高い。半面、ソフトバンクやトヨタ、OLCが下落。三井住友FGやファナック、みずほFGが下げた。
 東証2部株価指数は小幅に反発した。ラオックスや原弘産、ソディックが上昇。コメ兵や明治機、AGCapが下落した。

▽外為17時 円、反落し117円台後半 株伸び悩みで下げ幅縮小
 30日の東京外国為替市場で円相場は反落した。17時時点では1ドル=117円86~89銭と前日の17時時点に比べ17銭の円安・ドル高で推移している。前日のニューヨーク市場で米長期金利が上昇し、日米金利差の拡大を意識した円売り・ドル買いが優勢だった。円売り一巡後は株式市場で日経平均株価が上げ幅を縮小したのと歩調を合わせて持ち高調整目的の円買い・ドル売りが入り、円は下げ幅を縮小した。
 朝方は円売り・ドル買いが先行した。米雇用関連指標の改善などを受けて米10年物国債利回りが上昇(価格は下落)し、円売り・ドル買いが優勢になった流れを引き継いだ。その後は月末とあって持ち高調整の動きが出たほか、一部報道で日本政府が日銀の追加金融緩和について当面は必要ないとの見解を固めたと伝わったことも円の売り持ち高を減らす動きにつながった。
 9~15時の円の安値は118円29銭近辺、高値は117円77銭近辺で、値幅は52銭程度だった。目新しい取引材料が不足し、118円ちょうどを挟んだ小幅な値動きが続いた。
 円は対ユーロで反落した。17時時点では同73銭円安・ユーロ高の1ユーロ=133円59~64銭近辺で推移している。前日の欧米市場で持ち高調整のユーロ買いが幅広い通貨に対して優勢だった流れを引き継いで円売りが先行した。ただ、その後は円の対ドル相場につられる格好で下げ幅を縮小した。
 ユーロは対ドルで反発した。17時時点では同0.0046ドルユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.1334~37ドル近辺で推移している。前日の欧米市場で持ち高調整のユーロ買い・ドル売りが増えた流れを引き継いだが、方向感は乏しかった。

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