〔14.12.31.日経新聞:マーケット総合1面〕
円相場は3日ぶりに反発した。午後5時時点では1ドル=119円79~81銭と、前日比54銭の円高・ドル安だった。欧州の取引時間帯に入る日本時間夕刻に円買いがさらに膨らみ、午後5時すぎに12月19日以来の高値となる119円10銭台まで急伸する場面があった。ギリシャの政局懸念から対ユーロで円買いが進み、対ドルでの円買いに波及した。日経平均株価の大幅下落を受け投資家の間で運用リスクを避けたいとのムードが広がり、持ち高整理の円買いも誘った。
朝方は、ギリシャ情勢の混迷を受けたユーロ売りが主に対ドルで出たため、円安・ドル高の方向に振れた。しかし、年末の中値決済でドルが余剰気味だったとみられ、国内輸出企業の円買い・ドル売りが目立ち始めると円は底堅くなった。
円は対ユーロでは3日続伸した。
円相場は3日ぶりに反発した。午後5時時点では1ドル=119円79~81銭と、前日比54銭の円高・ドル安だった。欧州の取引時間帯に入る日本時間夕刻に円買いがさらに膨らみ、午後5時すぎに12月19日以来の高値となる119円10銭台まで急伸する場面があった。ギリシャの政局懸念から対ユーロで円買いが進み、対ドルでの円買いに波及した。日経平均株価の大幅下落を受け投資家の間で運用リスクを避けたいとのムードが広がり、持ち高整理の円買いも誘った。
朝方は、ギリシャ情勢の混迷を受けたユーロ売りが主に対ドルで出たため、円安・ドル高の方向に振れた。しかし、年末の中値決済でドルが余剰気味だったとみられ、国内輸出企業の円買い・ドル売りが目立ち始めると円は底堅くなった。
円は対ユーロでは3日続伸した。