日本株と投資信託のお役立ちノート

株や投信の運用に役立つ記事を探します。
(主に日経,ロイター,WSJから引用。賞味期限の短い記事は今後省きます)

ネットTV、乗っ取りの恐れ ソフトに脆弱性 7.5億台に影響も

2015年08月10日 | コンテンツ・商標
(日経8/10:企業面)
 【ラスベガス=浅山亮】米ラスベガスで開催中のハッカーの国際大会「DEFCON(デフコン)」で8日、テレビなどに使われている映像と音声処理のソフトの一部にセキュリティー上の欠陥(脆弱性)が見つかったとの発表があった。インターネットとつながっている機器の場合、攻撃者がテレビ操作を乗っ取る恐れがある。テレビやブルーレイ・ディスクプレーヤーなど世界で7億5千万台に影響する可能性が出てきた。


ヒューレット・パッカードのスミス氏はソフトの脆弱性を指摘した(8日、米ラスベガス)

 同日、米ヒューレット・パッカードの分析官、ジョシュア・スミス氏が発表した。問題のソフトは「HDMI―CEC」と呼ばれ、地上デジタル放送のデータ処理をしたり、録画予約などの操作ができるようにテレビと録画機器で情報をやりとりしたりする。

 インターネットでつながっている機器の場合、攻撃者は脆弱性を悪用してネット経由でコンピューターウイルスを送り込め、感染させることができる。スミス氏はパナソニックのテレビや韓国サムスン電子のブルーレイ・ディスクプレーヤーでソフトの脆弱性を確認したと話した。

 HDMI―CECはテレビやカーステレオ、米グーグルの映像配信端末「クロームキャスト」、サムスンのタブレット(多機能携帯端末)などにも導入されている。2012年に別の脆弱性が指摘されたことを受け、13年に修正された。新たな脆弱性は12年以前にあったものが、なんらかの理由で復活したとみられている。




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