〔14.12.16.日経新聞:マーケット総合1面〕
円相場は反発した。午後5時時点では1ドル=118円22~24銭と、前週末比54銭の円高・ドル安だった。一時は117円台後半を付けた。原油安を受けて世界的に株安懸念が生じ、投資家は総じてリスクをとりづらくなっているとの見方から、円の買い戻しが膨らんだ。
14日投開票の衆院選が市場の想定通り自民・公明の政府与党の圧勝に終わり「新規材料の出尽くし感」が広まって、持ち高整理の円買い・ドル売りを促した面もある。
ただ1ドル=117円台後半~118円台前半では国内輸入企業の円売り・ドル買い意欲が強く、円の重荷になった。日銀が発表した12月の全国企業短期経済観測調査(短観)の影響は限定的だった。
円相場は反発した。午後5時時点では1ドル=118円22~24銭と、前週末比54銭の円高・ドル安だった。一時は117円台後半を付けた。原油安を受けて世界的に株安懸念が生じ、投資家は総じてリスクをとりづらくなっているとの見方から、円の買い戻しが膨らんだ。
14日投開票の衆院選が市場の想定通り自民・公明の政府与党の圧勝に終わり「新規材料の出尽くし感」が広まって、持ち高整理の円買い・ドル売りを促した面もある。
ただ1ドル=117円台後半~118円台前半では国内輸入企業の円売り・ドル買い意欲が強く、円の重荷になった。日銀が発表した12月の全国企業短期経済観測調査(短観)の影響は限定的だった。