＜株式＞続伸、米株高や円安好感

〔14.12.25.日経新聞：マーケット総合１面〕



　日経平均株価は５日続伸した。前日に米ダウ工業株30種平均が過去最高値を更新したほか、外国為替市場で円安・ドル高が進み、輸出株を中心に買い安心感が広がった。ＪＰＸ日経インデックス400は４日続伸した。

　トヨタやホンダ、富士重といった自動車株に輸出採算の改善を好感した買いが入った。マーベラスやソフトバンク、ファストリも高い。半面、石塚硝やＪＴ、ＫＤＤＩが下げた。三井不や野村、菱地所も下落した。

　日経ジャスダック平均株価は反発した。ただ、「値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を上回り、年末を控えて手じまい売りが優勢になっている」（松井証券の窪田朋一郎氏）との指摘があった。東証マザーズ指数は続落した。