日本株と投資信託のお役立ちノート

株や投信の運用に役立つ記事を探します。
(主に日経,ロイター,WSJから引用。賞味期限の短い記事は今後省きます)

4922 コーセー、純利益4倍40億円 4~6月 訪日客の人気高く

2015年07月25日 | 7.化学
(日経7/25:投資情報面)

 コーセーの2015年4~6月期の連結純利益は、40億円強と前年同期の4倍に膨らんだもようだ。中高級の化粧品ブランドを中心に訪日外国人の人気が高く、インバウンド消費が収益を押し上げた。3カ月間で4~9月期予想の純利益をほぼ達成した。

 売上高は550億円前後と24%増えた。中国人客を中心に、主力の美白化粧品「雪肌精」の売れ行きが良く、高級ブランド「アルビオン」も百貨店などでよく売れた。コンビニエンスストア向け商品も好調だった。

 前年同期に消費増税で販売が伸び悩んだ反動も出たようだ。経常利益は80億円前後と3倍弱になった。

 4~9月期の売上高は前年同期比6%増の992億円、純利益は1%減の41億円を予想している。4~6月期の好業績を受け、従来予想は大幅に上方修正されそうだ。




(電子版「記者の目」から)
▼コーセー、「割安感」で中国人客つかむ
 コーセーの株価が7日、上場来高値を更新した。訪日外国人によるインバウンド消費への期待が背景だが、コーセーの場合、これは特需ではない。30年間にわたり「安心安全」を訴えた地道なブランド戦略に加え、「割安感」が中国人の心を捉えている。

 東京・銀座近くのドラッグストアでは中国人旅行者の一群が化粧品や日用品を買い物カゴにいれ、レジに並んでいた。お目当ての1つが、コーセーの美白化粧品「雪肌精」だ。

 数多くの化粧品ブランドから雪肌精を指名買いするのは理由がある。地道にブランドを育て続けてきた結果、今では口コミが海を越えて届いている。「30年間、基本的な成分は変わっていない。安心安全な品質が評価された」と同社では分析する。国内外の価格差も人気の要因だ。円安も進みお買い得感に拍車がかかっている。


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