〔14.12.10.日経新聞：投資情報面〕
栄養価の高い「スーパーフルーツ」として注目を集めるアマゾン産果物、アサイーを輸入して飲料や食品に加工、販売する。輸入先はブラジル北部、トメアス市の日系人中心の農業協同組合「ＣＡＭＴＡ」。森林を再生しつつ農作物を育てる「アグロフォレストリー農法」を用いる。2000年に現地を訪れた長沢誠社長が日本での独占販売で契約し、02年起業した。
ブラジル開催のサッカーのワールドカップで知名度が上がり、15年３月期は売上高を前期比27％増の36億円、税引き利益を12％増の１億7100万円と見込む。上場で調達する３億円強は原料の仕入れに充てる。売上高の９割以上がアサイー関連製品で、リスク分散が課題だ。同じ農法のカカオも販売し、製菓大手の明治が採用した。アサイーの日本以外での販売権もあり、韓国などアジアへの進出を計画中。海外も含め３年後に100億円の売上高を目指す。
栄養価の高い「スーパーフルーツ」として注目を集めるアマゾン産果物、アサイーを輸入して飲料や食品に加工、販売する。輸入先はブラジル北部、トメアス市の日系人中心の農業協同組合「ＣＡＭＴＡ」。森林を再生しつつ農作物を育てる「アグロフォレストリー農法」を用いる。2000年に現地を訪れた長沢誠社長が日本での独占販売で契約し、02年起業した。
ブラジル開催のサッカーのワールドカップで知名度が上がり、15年３月期は売上高を前期比27％増の36億円、税引き利益を12％増の１億7100万円と見込む。上場で調達する３億円強は原料の仕入れに充てる。売上高の９割以上がアサイー関連製品で、リスク分散が課題だ。同じ農法のカカオも販売し、製菓大手の明治が採用した。アサイーの日本以外での販売権もあり、韓国などアジアへの進出を計画中。海外も含め３年後に100億円の売上高を目指す。
