日本株と投資信託のお役立ちノート

株や投信の運用に役立つ記事を探します。
(主に日経,ロイター,WSJから引用。賞味期限の短い記事は今後省きます)

外為6/2:ドル125円到達後はじり安、利食いや調整に押される

2015年06月03日 | 為替全般
[東京 2日 ロイター]         
       ドル/円   ユーロ/ドル   ユーロ/円
 午後3時現在 124.63/65 1.0931/35 136.24/28   
 午前9時現在 124.86/88 1.0920/24 136.36/40
 NY午後5時 124.79/81 1.0925/27 136.31/35

午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク午後5時時点に比べ、ややドル安/円高の124円半ばだった。午前の取引で125.07円まで上昇し12年半ぶりの高値をつけたが、その後は大台乗せの達成感から利食いが優勢となった。午後はオーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)が政策金利の据え置きを発表し、豪ドルが上昇した。

前日海外時間、米経済指標が予想を上回り、ドル/円は124円後半まで上値を伸ばした。東京時間は朝方から125円の大台をうかがう形で横ばいで推移していたが、11時過ぎに「125円乗せをねらっていた」(国内金融機関)とされる短期筋を中心にドル買いの勢いが増し、一時125.07円まで上伸した。

ただ、125円台をつけた時間は1分間程度と短く、すぐに124円後半へと押し戻された。利食いや調整のほか、後場に入った日経平均株価がマイナス圏に沈んだことも上値を重くした。午後3時にかけてじり安となり、一時124.53円まで下落。この日の安値をつけた。

正午頃には、黒田東彦日銀総裁と安倍晋三首相の会談が行わていると伝わり、市場の関心を集めた。125円をつけた後だったが、会談後、黒田総裁が「安倍首相と為替について全く話はしていない」と述べたこともあり、市場の反応は限定的となった。


<RBAは政策金利を据え置き>

午後1時半にはRBAが政策金利のオフィシャルキャッシュレートを維持したと伝わり、豪ドル買いが強まった。発表後、豪ドルは0.76米ドル前半から一時0.7663米ドルまで上昇。その後も買いが優勢で、0.7692米ドルまで上値を伸ばした。

ロイターがまとめた市場調査では、アナリスト27人の全員が据え置きを予想していたが、声明文で「今後1─2年、インフレ率は目標と引き続き一致した水準にあるとみられる」とされた部分が豪ドル買い要因として反応したとみられる。
(為替マーケットチーム)


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