RUNNING BEAR Ⅱ

くまこの日記です。コメントは承認制とさせていただきます。

練習。

2017-01-22 11:32:23 | 航平君記事
今、地元紙の夕刊で、加藤沢男さんの連載が掲載されています。
加藤さんの体操史のようなものをずっとつづっておられるんですけど、昨日の記事と、航平君のWEB記事がちょっとリンクするなあ~と思って、ご紹介。





「誰もやっていないような練習も、つまらない練習も、人一倍やった。」
(読売新聞記事より)

ともに、五輪の金メダル連覇を成し遂げた、素晴らしい体操選手。
このお二方は、何かしら雰囲気が似ているなあ~って思うことがあります。

五輪前のスポーツウォッチャーの特集は、とてもよかったですよね。
加藤さんは、航平君のことを「嫌気がさすほど強い。」って表現しておられました。
この言い方も、ちょっと航平君っぽいというか(^^)。
加藤さんは、きっと心がまだ体操少年なのかもしれないです(#^.^#)。
そして、大学時代とかは、ちょっとやんちゃだったかも(いい意味でね)。
金メダルを首にかけてもらう瞬間は、本当に気持ちがいい。でも、その瞬間に、世界中から標的にされる、と加藤さん。
航平君は、きっと2連覇を成し遂げた世界選手権くらいから、もうずっと「打倒内村」の標的にさらされて闘ってきてますよね。

世界一になるやつは、世界一練習してるんだよ、という加藤さんの言葉に対して、「それ、いただきました。」という航平君(#^.^#)。
加藤さんは、ロンドンで、自分を傷つけるように練習を重ねる航平君の姿を見て、そして、ロンドンでの戦いを見て、もう、それはそれは愛おしかったんではないかと思います。
悲願の団体金メダルはロンドンでは取れなかったけど、きっとリオでは取ってくれると信じていたと思うし。

加藤さん、ダンディーで、とても落ち着いた語り口の方です(#^.^#)。


私の好きな記事などの胸キュンワードで、スポーツ記者の鈴木さんが書かれた「孤高の王者と喜びに飢えた挑戦者と」という言葉があります。
個人総合では、孤高の王者。だけど、団体では、なかなか金メダルに手が届かない、喜びに飢えた挑戦者。この両者を絡ませながら、内村はさらに強くなる・・みたいな記事だったんですけど。
リオで、個人総合と、念願の団体の金メダルも手に入れて、「飢えた」部分というのはどうなっていくんだろう、と、思っていました。
航平君の「飢えた」部分がすごく好きなんですよね、私。
絶対欲しい。目指すのは団体金メダル。心から欲しくて欲しくて仕方ない航平君の言葉は、ものすごく胸を打つものがありました。
でも、航平君は、「プロ」というところに自分の身を置いて、さらに孤高になり、そして、体操がまだまだ世間に普及していない、それを何とかしたい、と、そちらに「飢え」の部分を移行しました。
これからもまだまだ、「孤高の王者と喜びに飢えた挑戦者」を絡ませながら、さらに強くなっていく航平君の姿が見られるんだなあ~って、昨日載せた読売新聞の記事を読みながら、そんなことを思いました。