

最初の種目となったあん馬で、終盤の移動技に入る直前にバランスを崩して落下した。演技に入る前から気持ちが入り切っていないのを感じていたといい、「普段気を付けていないようなところでミスが出た。試合の感じでできていなかった」。試合勘の鈍りが予想外の失敗となって表れてしまった。
集中し直したつり輪では、ほとんどミスのない演技で着地もぴたりと決めた。負傷した左足首にも「痛みは全く(なかった)」。それでもDスコア(演技価値点)が上位陣より低かったことが響き、わずか0.1点差で決勝進出には届かなかった。
ともに得意種目でなかったとはいえ、2種目での予選落ちには悔しさもあるはず。22日は得意の鉄棒と、負傷の原因となった跳馬の予選に出場する。「鉄棒は予選通過が目標ではない。高い完成度を見せたい」。王者としてのプライドをのぞかせ、底力を示すことを誓った。
あん馬の落下があった時点で、つり輪は絶対に着地まで止めてくると思っていました。
着地の感じが、いつもとちょっと違ったような気がするのは気のせいか。
国際大会で、しっかり点数が出ることを確認できたし、よしよし、ですよねヽ(^。^)ノ。
『鉄棒は予選通過が目標ではない。』
うん。好きだな。こういうセリフ(*^。^*)。
逃げないね。キングは。だからカッコいい



男子3種目、女子2種目の予選が行われ、内村航平(29=リンガーハット)が、昨年10月の世界選手権で負傷して以来、約半年ぶりに実戦復帰した。あん馬では落下して13・233点にとどまったが、続くつり輪では14・366点とまずまず。自己採点「30点」ながら、笑顔の再出発となった。大会は種目別で争われる。
ほろ苦さの中に手応えがあった。昨年10月2日以来、170日ぶりとなった復帰戦で最初の演技はあん馬。内村は「気持ちが上がりきらないまま臨んでしまった」と、得意の下向き旋回でまさかの落下となったが、そこからの切り替えは見事だった。
わずか15分ほどのインターバルで行われたつり輪では、力技の中水平や倒立を無難にまとめた。出来栄えの美しさを示すEスコア(実施点)は8・666。恐怖心のあった着地をピタリと止めると、佐藤寛朗コーチの方を向いて右手で小さくガッツポーズをつくった。
「あん馬でミスをしたことで、その後はおのずと試合モードになることができた。つり輪はリオ五輪以降では一番の出来。審判も笑っていたので、良かったんじゃないかな」
初日の自己採点は「30点」と控えめだが、それは故障の原因となった跳馬の予選を2日目に控えているから。「着地もしっかりできたし、明るい気持ちで行ける」と話す表情には自分への期待がにじみ出ていた。
夕方のeveryで、コメントを流してくれたけど、お目目キラッキラ

さて、予選二日目。
応援するよヽ(^。^)ノ
気持ち、送るよヽ(^。^)ノ。