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RUNNING BEAR Ⅱ

くまこの日記です。コメントは承認制とさせていただきます。

団体金メダル。

2019-07-25 17:18:21 | 航平君記事


キング 内村航平 叶えられる夢以上 団体金へこちら

家でくつろぐ時も肘をつかずに、寝ている時もあおむけでしか寝ないって・・・。
眠るときくらいリラックスしてぐっすり寝かせてあげたいと思ってしまいます
24時間を体操のために使っているんだなあ~って、そう思います。

リオの前年のグラスゴーの時、五輪の前の年の世界選手権では、絶対に団体の金メダルを取らなくてはいけないと、そう航平君は言っていました。
今年は代表入りはかなわず、あまり団体への思いを聞く機会はないですが、やっぱり航平君の頭の中は、団体が1番なんですね。



体操とサッカーなどの競技との違い。
航平君がプロになって、変わってきたことはたくさんあると思いますが、試合のチケットなどのことは、やはり協会さんが動いてくれないと変わってはいかないような気がします。生で体操を観戦するようになって8年くらい経つので、まあいつもこんな感じよね、って思っちゃうようになりましたが、最初の頃はすごくびっくりした覚えがあります。





「不屈」。

2019-07-25 15:01:12 | 航平君記事
内村航平、東京五輪1年前に不屈の激白「一生、語り継がれる」伝説を こちら



チューブトレーニングをする航平君はいつでもテッパンのカッコよさですが、この1枚
この目

ー内村航平にとって、東京五輪の意味は。

『最大のモチベーションだし、自分の国で五輪が開催されるのは奇跡で、目指せる年齢に生まれたのも奇跡。人生最大の奇跡に立ち向かうという感じでとらえている』

ー全日本選手権で、まさかの予選落ちを喫した。

『今は代表争いでも蚊帳の外。デコピンではじかれた、みたいな。誰かにとかじゃなく体操の器具全部に、はじかれた感覚があった。練習ができてこそ、器具ともしっかり対話ができる。“練習も積めないやつが、俺の上で何やってるの!?”と言われた気がする』

ー今年襲いかかってきた試練は、過去2年とは比べものにならなかった。

『これまで、なかなか挫折というのがなかったので。17年がケガ、18年もケガで個人総合できなかったけど、あれがまだ自分の中で挫折じゃなかったんだと思わされた。越えられそうにない壁をいただいた。1年前で良かった。来年だったら、全てが終わっていた。まだ、運はある』

ー前人未到の8連覇を達成。冷静に振り返る、あの頃の自分とは。

『今考えると、あの8年間はおかしかったんだなと感じる。自分の中では普通なんだけどってことが、他の人から見たら意味の分からないことだったんだなって。でも、それを成し遂げてきたのも自分。悔しさも、もちろん感じている』

『あの頃の自分を追うというよりは、参考程度にとらえている。参考にしつつ、同じようにできないというところもある。でも、間違いなく言えるのは、体操に対する考え方は、あの頃より深みを増しているということ』


ー亡き師の教え。

『どこか痛めて器具の練習ができない時も、フィジカルを鍛えておけば何とかなるというのが小林先生の理論だった。指導してもらっていた高校の時はまったくピンとこなかったけど、今は“確かにそうだな”と思うことが多い。継続してやっていなかったら、もっと落ちていたと思う。吐くくらいきついし、泣きそうになるけど』

ー全日本後は“夢物語”と表現した東京五輪だが、6月には“かなえられる夢”に。

『絶対に行けるところまではまだ自信がないけど、かなえられる夢以上にはなっている。痛みもあって、やりたくない気持ちでやっていく中で全日本を迎えてしまった。今は試してみたい気持ちが大きいし、純粋に楽しめているという感じ』

ー苦境に陥っているメダリストの姿を見ると、人ごととは思えなかった。

『自分と同じなんだろうな、と思って。リオ五輪が過去最多のメダル数で、日本中が凄く盛り上がった。帰国してからの反応も、銀座でのパレードも凄かった。達成感が出過ぎちゃったのかもしれない。過去最高のメダルということは、メダリストはみんなある程度、出し切ったということ。次が東京だから、なおさら難しい。“リオの時より、もっと上を”みたいな感覚があるのに、成果が出てこないところもあるので』

ー東京の夢舞台は東日本大震災の復興五輪だが。

『今まで結果で勇気や元気を与えてきたというのもあるので現状は正直、歯がゆい。スポーツをやっている以上、やっぱり結果が一番見られると思う』

『苦しい状況がフォーカスされて皆さんが見てくれるかというと、僕はそうじゃないと思っているんで。苦しいところから、はい上がるのを見せたくない。あくまでも僕の個人的な考えで、皆さんの考えは違うかもしれないけど、僕は輝いているところを見せないといけないと思っている』


ー困難を乗り越えて4度目の夢舞台に立った時、我々は内村に何を求めるだろう。

『僕がこういう状況になって、東京五輪に出て演技するだけで、見ている人は結果じゃない見方をしてくれるかもしれない。だけど、そこに結果がプラスしてついてくれば、これはもう一生、語り継がれる。今でも、前回の東京五輪のことは言われているし。ぜひそうなってほしいし、そこは自分が一番期待している』




リオが終わってから、本当に苦しい時間が多いですね。
航平君にとって一番つらいのは、きっと自分の思うような練習が積めないこと。
耐えられないような痛みを伴う治療や、吐きそうになるほどの地道なリハビリも、その先に練習が出来る身体が待っていると思うからこそできるんですよね。そんな苦しい状況に胸キュンすることを、航平君は望んではいなくて。頑張っている姿を見るだけで、十分に勇気や感動をもらえるんだけれどね。
やっぱり航平君が見せたいのはそこじゃなくて、「いつもの位置」に立つ姿。
どうなんだろ。東京五輪、航平君が演技する姿を見るだけでもちろん幸せ。でも、航平君がそれだけでは納得しないのがわかっているから、やっぱり一番高いところに立つ航平君が見たい。日の丸を見つめて、君が代を歌うその姿が見たい。
航平君が自分自身に期待していることを、そのまま、私も期待したいと思います。



東京五輪への逆襲。

2019-07-16 22:19:18 | 航平君記事


このお写真、とてつもなくカッコいいですね
鉄棒の演技の前、プロテクターを付けて、アップの後ぐらいなのかな。演技までジャージを肩にかける、ほんの一瞬ですよね。ほんの一瞬が、これほど美しい1枚になるんですよね。

矢内さんの記事です

内村航平 東京五輪への逆襲が始まったこちら

矢内さんが撮影されたお写真、どのキングも本当に楽しそうです(*^。^*)。


(記事からお借りしました)

今年に入って、航平君の目標は、「絶対に怪我をしない」ということでした。
2年続けて大きな怪我をして、東京までの逆算をするともう今年は絶対に怪我は出来ない。航平君の強い気持ちが表れていました。
だけど、蓄積された痛みが出てきてしまったんですね。
代表選考である全日本を前にして、ゆっくり治すという選択肢はなかったんだと思います。きっと痛みをこらえながら、練習して、だから治らないしハードな練習もできないという悪循環だったのかもしれない。

全日本の予選で敗退するという、ほんと、信じられないような結果だったですけど、あのまま決勝の演技をしていたら、もっとひどいことになっていたかもしれません。体操の神様は、荒療治に出たなあ~っていう思いです。世界の頂点に君臨し続けた航平君にとって、予選落ちという結果はなかなか受け入れられるものではないです。いくら切り替えがうまい航平君でも、とてもつらかったと思います。その部分はきっと航平君は乗り越えられるだろうと、体操の神様は信じたんでしょうね。

そして、航平君は蘇ってきました。
怪我は致命的なものではなく、良い治療法も見つかって、今は本当に慎重に、丁寧に上げていってる最中だと思います。

全日本シニア、本当に楽しみですヽ(^。^)ノ。



伸身の新月面。

2019-06-13 15:11:27 | 航平君記事
三代目ハイバーマスターはストイックマン宮地秀享 知られざる“弱点”を克服中(後編)こちら

宮地は「あれだけ離れ技をやると、体力的に持たなくて、1回ひねりでもコケちゃうこともあるんです。単発であれば4回ひねりぐらいまではできるのですが、(演技を)通しでやるのは凄く体力を使うので、最後の下り技で2回ひねりをやるのは話が違うんですよ」と語る。

 どの部分が最も疲れるのかといえば、それは、やはり腕。

「僕の場合は握力がないので、ただの車輪でも飛びそうなんです。みんなから『もっと(車輪を)やればいいじゃん』って言われるんですけど、しんどいんだよと思いながら(笑)」

 しかし、どんなに離れ技を入れても、最後の下り技をピタリと決めるのが内村。だから宮地は内村を尊敬している。

「航平さんはしんどさを見せない『伸身の新月面』をしていますから、僕のはまだ言い訳だなと思います。もっともっと練習して、いつかは、あの伸身の新月面で着地を決めるというのが僕の理想です」

 下り技で「伸身の新月面」をやるには、離れ技を楽にこなすこともポイントになるだろう。

「そういう意味では、まだまだ僕は離れ技が安定してないと考えてもらってもいいかも知れないです。今はまだミスが多いから、絶対に立てるような下り技にして、練習を積んでいるという感じです」


航平君の鉄棒は、重力がかかっていないかのように軽やかですね。
コバチなんて、跳んで行ってしまうんではないかと思うような高さで、ふわっと舞い上がって、綺麗な弧を描いて、ワルツのテンポで降りてきます。
でも、豊田の会場練習で、すっごく近い距離でカッシーナを見たことがあるのですが、間近で見ると人間の体の重みがバーにかかるのか実感できて、あんな風に体を扱うのは、ものすごいことなんだと改めて感じました。
伸身の新月面。航平君に翼が生える瞬間ですね(*^。^*)。

航平君の鉄棒・・・。見たいなあ~



天才小悪魔クン。

2019-06-09 17:26:35 | 航平君記事
先週テレビを騒がせたお笑い芸人さんと女優さんの結婚会見
とてもお似合いのお二人だなあ~と思いましたが(*^。^*)。

その中で、「魔性」という言葉が、なぜか取り上げられていて。
魔性って、私の中では結構プラスイメージで、もう、ご本人の意思関係なしに天性のモテ人格、っていう感じを持っていました。
男女とか、恋愛とか関係なく、人間関係の中で、いつの間にかその人の世界に取り込まれて、惹きつけられるっていうか。
なので、あの会見を見て、ああ、そうか。世間的にはそういう解釈なのか、と、思っちゃいました。

で、ふと頭に浮かんだのが、矢内さんが北京五輪の後に書いた記事の中の、「天才小悪魔クン」という表現(*^。^*)。

この表現は、大好きですね~。



小動物みたいな可愛さ(*^。^*)。
お友達のおかげで読むことが出来た貴重な記事(感謝)。

ちょっと、抜粋。

『結局、金メダルは大本命の楊威がさらっていったが、個人総合で日本人が金メダルを獲得したのは、'84ロサンゼルス五輪で金メダルに輝いた具志堅幸司・北京五輪体操男子監督以来、24年ぶり。かくして、個人総合で日本体操界初の10代メダリストが誕生した。ルックスが良く、年齢が若いとくれば周囲が大騒ぎするのも無理はない。所属の日体大には取材依頼が殺到。中国では、「日本体操界のイケメン」とインターネットを賑わせている。
ところが、当の本人は、「日本に帰ったら一日中寝たい」と飄々としたもの。日体大の師でもある具志堅監督以来ということで、「監督の後を継ぎましたね」と聞かれると、「継いでません。金じゃないですから。」と見事な肩透かしだ。それでいて、メダルを手にしたときの心底嬉しそうな笑顔。「これからは日本の体操界を引っ張っていきたい」という優等生的な発言をしながらも、今までのメダリストにはない小悪魔的な軽やかさがある。』


「継いでません。金じゃないですから。」

航平君らしい言葉です。


『それでも、北京での結果には2つの見方が可能だ。ひとつは順位通りの「敗北」だが、もうひとつは団体総合の最終種目でアメリカを逆転した底力は捨てたものじゃないという見方だ。2大会連続金メダルのチャンスを逸した敗北感を4年後に繋がる銀という意味付けに変える原動力になったのは、若干19歳の内村だった。ロンドン五輪での金メダル奪回はまさに天才小悪魔クンの双肩にかかっている。

「今回、手ごたえはあったけど、色が金じゃない。4年後は金になるよう、頑張りたい。まだまだ難しい技は入れられると思う。ゆか、跳馬、平行棒、鉄棒はまだ伸びると思う。」

新エースは、屈託のない笑みを浮かべた。』




矢内さん、すごいですね。この時点で読み切ってる!
でも、日本のエースになることはもちろん予測していただろうけど、世界のキングまで上り詰めるとは予想していなかったかもしれないな。
このあと、航平君は世界チャンピオンになり、ロンドン五輪前に前人未到の3連覇を成し遂げたのでした。
航平君が世界選手権6連覇しちゃったので、すごく連覇のハードル上がっちゃったけど、東京世選の時は「前人未到の3連覇!」って何度も連呼されていて、誰も3連覇した人はいなかったんですもん。6連覇なんて、考えられない数字。
小悪魔クンは、矢内さんの予想通り日本のエースになり、ロンドン五輪に挑みました。
そして、魔物と闘うのです。
そして、またステージを一つ上げて、小悪魔クンは世界のキングになりました。
「魔」という感じが付くと、なんだか悪役っぽいイメージになっちゃうのかもしれないけれど、もう誰もコントロールできないあの航平君が醸し出すオーラは、「魔」っぽいんだなあ~。
航平君の周りだけが静かに時間が流れていて、周りのみんながそれに知らない間に引き込まれてしまうようなね。


こんな記事を読みました。
105歳でCDデビュー  三味線に人生を捧げる長唄三味線演奏家・杵屋響泉 表現者としての矜持こちら

「あのお客さんを振り向かせてやろうと思うの(笑)。なんとなくノリが悪いお客さんに対しては、そう思って演奏します」(響泉)。

「祖母は、指揮者の(ヘルベルト・フォン)カラヤンが大好きなんですけど、その指揮を観て、これを長唄に活かさなくちゃいけない、こういうのをやらなくちゃいけないって。カラヤンがタクトを振ってるのがカッコいいって言っています。テレビはスポーツを観るのが好きで、よく一緒にサッカーを観ますし、水泳も好きなようです。体操の内村航平選手がお気に入りで、あの緊張感が舞台に通じるものがあると言っています。指先まで美しくて、それを表現をしたい、憧れると言っています」(和久)。


105歳
素晴らしいですね。この、響泉さんにとって、舞台は試合ですね。
舞台に登るときに、スイッチが入って、テンションがぐっと上がる。
お布団の中でイメトレ(*^。^*)。
航平君の試合は、勝負をするという緊張感の中に、美しさに酔いしれる芸術性があって、その両方で痺れさせてくれるところが魅力。きっと、響泉さんの舞台も、そうなんだと思います。
そして、きっと、試合の後のあの超色っぽいインタビューも、絶対にお好きだと思います(*^。^*)。