ばぶちの仕事しながら司法試験を突破し弁護士になりました

仕事をしながら司法試験に合格したばぶち(babuchi)の試験勉強記録+その後です。

新たな科目

2014年01月12日 20時19分51秒 | 将来
新たな科目を勉強しようか、検討しています。

知財法と倒産法です。

前者は著作権関係は今後も必ず必要になる分野なのと、後者は手続き的に知っておかないと通常の弁護活動が疎かになるのでは?という考えです。

引っ掛かる文章

2014年01月12日 19時37分33秒 | 憲法
2011年の新司法試験の憲法の再現答案を読みました。

89条の政教分離原則の問題です。

読んだ再現答案は50点しかないもので、ほぼ最下位答案です。



この再現答案を読んだ時に、「社会通念上」という規範が出てきたので「ん??」となりました。

このように引っ掛かる答案=読んでいる人の想定する流れと異なる構成、文章内容だと思います。
こうなると、読んでいる人は理解しようとしますので、深く読みます。そうすると、たくさんのアラが出てきて、点数が下がります。

これがまさに、採点者の想定する流れで書けているか、あるいは、想定しない構成であっても流れる文章を書いているかどうか、が重要だと言われていることだと思います。


憲法を勉強すると、当然の流れ=枠組みが分かってくるかと思います。これが意識して書けているかどうか、まさに答案はこれに尽きるでしょう。
これができていれば、読み手の想定と外れても不自然な流れにならないですし、安心して読める答案になると思います。