ばぶちの仕事しながら司法試験を突破し弁護士になりました

仕事をしながら司法試験に合格したばぶち(babuchi)の試験勉強記録+その後です。

刑法過去問

2006年10月15日 23時50分31秒 | 刑法
刑法過去問をやってます。

平成5年ぐらいから考えさせる問題が多くなって来ました。難しい問題、ひっかけ問題が増えてきた感じです。

偽証罪の主観説、客観説をきちんと理解できていませんでした。基本中の基本なのに。

偽証罪
法益保護:国家の審判作用の公正を確保すること

主観説:証人の自己の記憶とおりの陳述は不可罰

客観説:客観的真実に合致すれば不可罰、客観的真実に反しても証人が真実と信じて陳述しても不可罰
∵客観的真実に合致すれば審判作用を害しない
∵証人の記憶に反することが真実と信じた場合に不可罰とすべき
×客観的真実か否かは裁判所が判断すべき
×客観的真実に合致しないのに証人が真実と信じれば不可罰とするのは不当


来週は憲法過去問をやります。


会社法も来週中に終わらせて、民訴法に入ろうと思います。

民訴法は一度流すと結構身に付いていると思うのですが、時間が経つとやはり忘れてきてしまいます。


民法
平成1年17/20
平成2年18/20
平成3年19/19(1問不成立問題)
平成4年17/18(2問不成立問題)
平成5年16/20
平成6年17/19(1問不成立問題)
平成7年18/20

刑法
平成1年16/19(1問不成立問題)
平成2年18/20
平成3年18/20
平成4年17/17(3問不成立問題)
平成5年20/20
平成6年19/20

残り1,080-260=820問。
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後期A型答練商法第2回

2006年10月15日 14時55分58秒 | 商法
後期A型答練をやりました。範囲は会社法。

第一問は一行問題、第二問は典型事例問題でした。

事例問題はすらっと書けるのですが、一行問題は制度や理由を書く項目のまとめが色々考えられるのでどれが適切かを考慮するのに時間が非常に掛かってしまいます。

一行問題の制度などの羅列は問題ないですが、まとめて書くのが苦手な自分がいるようです。


問題とは関係ないですけど、昨日勉強していて利益相反取引についてやっと意味が分かりましたので記述しておきます。間接取引が異なるんですね。

過去問の監査役兼他会社の取締役で会社が保証契約した場合に関係します。

当たり前の人には当たり前のことなんですけどね。


利益相反取引
・意義
利益相反取引が禁止されているのは、会社の経営権が集中し、権限が強大な取締役が権限を濫用して会社の利益を侵害することを防止するため
・直接取引(356条1項2号)
会社の利益を侵害し、自己または第三者の利益を図る会社と取締役とが利益が相反する取引
・間接取引(356条1項3号)
会社と取締役の保証契約、その他会社との取引で、取締役の自己の利益を図り、会社と利益が相反する取引
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