庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

ミツバチは本当に働き者なのか?

2017-08-03 09:23:58 | 日記・エッセイ・コラム

朝の庭に出てみると、ハナバチが蜜集めに飛びまわっていた。

一般に、働き者の代表のように言われているミツバチですが・・・

主に蜜や花粉を集める働き蜂は、昼間だけ働いて夜の暗い時間
は巣の中で休んでいるみたいです。。

そして、ミツバチの社会にも朝から暗くなるまで働く、働き者のハチ
もいれば、遅くからしか働かない怠け者の働きバチもいると言われ
ています。

この働き者の働きバチと怠け者の働きバチを平均すると、ミツバチの
働きバチの労働時間は約1日6時間くらい
らしいです。。

その辺は人間社会ともあまり変わりませんが、日本人の平均労働
時間が1日8時間なのに対し・・・

ミツバチの1日の労働時間は6時間だって!ナ~ンだ・・・人の方が
長時間労働ジャン! ミツバチって本当に働き者なのか?(^_^;)

ミツバチの一生は、約4~5週間、その間に一匹の働き蜂は、小さじ
一杯分の蜂蜜を作るそうです。

草花はミツバチを誘うために甘い蜜を出し、みつばちはその蜜を吸う
ために花から花へと
飛びまわり、身体に花粉をつけて受粉させ、それ
で植物は実を結び、お互いがウィン・ウィンの関係です。

昔、アインシュタイン博士が「ミツバチが絶滅したら、4年後に、人類は
滅びる」と言ったそうですが・・・

何と!人類の食糧の3分の1はミツバチに依存しているそうで、それ
くらい私たち人類とミツバチは、密接な関係にあるそうです。

ところが近年、人類にとって、これほど大切なミツバチの数が、ミツバチ
の謎の集団失踪事件?や集団自殺?等と騒がれたニュースがありまし
たが、世界中で激減しているのだそうです。

その理由はいくつかあるそうですが、「おそらく、人間たちのエゴによる
ものだろう」といわれています。

経済最優先の農業のせいで農薬が蔓延した結果、一部の農薬が原因
でミツバチたちを、殺しているというのが一番の原因らしい・・・ 

これも、なんともつらい話ですネ。。。

メドウセージの花へ吸蜜にきた、ミスジボソコシブトハナバチ
ブロ友のぶんぶんさんに教えてもらいました。 

アサガオの花で吸蜜するスジボソコシブトハナバチ

後ろ姿で、失礼しましす。

 


コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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ハナバチ (ぶんぶん)
2017-08-03 15:44:54
こんにちは。

以前聞いたのはミツバチは2割が怠けていて、そミツバチがいなくなると
他のミツバチが怠けるようになり、いつまでも2割は変わらないようです。
これは人間にも共通しているとのことでした。(私も2割に入っているのか?)

このハチはミツバチではなく、たぶんスジボソコシブトハナバチ
(スジボソフトハナバチ)だと思います。
返信する
働かない蜂にも意義がある! (庭先の四季)
2017-08-03 16:55:33
ぶんぶんさん、ご指摘いただきありがとうございます。
昆虫の名前に関しては、あまり詳しくないもので・・・(^_^;)
アリやミツバチのコロニーでは研究の結果、常に2割ほど働かないで
ブラブラしている個体がいることが分かっていますが・・・この2割は
イザという時の予備軍として、コロニーを維持するためには必要らしい。。
この辺りは、人間社会でも一緒ですね~(笑)
返信する

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