散歩の途中で鮮やかなピンクの桜、陽光が見ごろを
迎えていた。
陽光はソメイヨシノより少し先に咲き、花の色が濃く
花びらが大き目の桜です。
竹林をバックに咲く華やかなピンクの桜、陽光。
この陽光は新しい桜を自分の手で作ろうと、2001年に
92歳で亡くなった高岡正明氏によって生み出された。
天城吉野(アマギヨシノ)に台湾緋桜(タイワンヒザクラ)
を交配して作られた栽培品種。
高岡さんは戦死した教え子たちへの鎮魂と、二度と
戦争を繰り返してはならないという平和への願いを
込め、世界恒久平和への願いを託して・・・
この桜は、潔さの象徴のようにパッと散るのではなく
花の時期が長いことが特徴・・
そこには高岡さんの「命を大切にしてほしい」との
メッセージが込められているそうです。。
平和への願いと、命の尊さを満開の桜の木に託して咲く
桜・陽光です。
最後に以前図書館から借りて読んだ「田中角栄の言葉」
の一説を紹介しておきます。
戦争の怖さや悲惨さを知らない世代ばかりになる・・
これからの世の中が心配です。
ロシアによるウクライナ侵攻を機に、日本でももっと軍事力を強化
せよとか、アメリカの核を日本にも持ち込んで共同使用しようとか、
平和の象徴である憲法9条を改悪しようと企む人たちもいる・・
この国は、二度と再び不幸な過ちを繰り返すことの無いようにと
祈るばかりである。。
角栄の言葉(戦争を知らない世代)は全く同感です。
私も戦争は知りませんが、体験された方々の言葉を今までたくさん見聞きしてきて
戦争の恐ろしさや悲惨さを思い知りました。
平和を守るために憲法9条は絶対改正してはならないと思います。
私も戦後生まれなので戦争を知らない世代ですが・・
父も伯父も戦争に行き、伯父は戦死しています。
今は戦争を知らない世代の政治家ばかりになってしまいましたが・・
戦争の怖さや悲惨さを知っていた角栄の言葉を、ぜひ
教訓にして欲しいものですね!。
満開の桜を心から楽しめるのは、平和な世の中であってこそですから。