夏を代表するヒマワリの花の名前は、漢字で向日葵と書くように
太陽の向きに向かって首を回す、不思議な花ということで付け
られたと言われています。
では、本当に太陽の向きに向かって首を回しているのでしょうか?
そこで、実際にヒマワリの花がたくさん咲いているところで、花が
どちらの方向を向いて咲いているのか?を調べてみると・・・
北を向いている花はありませんが、東、南、西などバラバラな方向
を向いて咲いていますが、どちらかといえば、やはり太陽が照って
いる南の方を向いた花が一番多いようです。。。
ただ、蕾ができ始めたころのヒマワリは、茎(くき)の先の部分が、
太陽を追いかけて、朝は東、夕方は西と、とてもよく動きます。
これは、ヒマワリの若い茎が、よく育っているからで、太陽の光の
当たる反対側の茎が、光の当たる方の茎よりもよくのびるために、
太陽に向かって曲がってしまうためだそうです。
他の植物でも、太陽を追いかけて若い茎が動くものはたくさんあり
ますが、ヒマワリの花は他の花にくらべて大きく目立つため、特別
にヒマワリだけが太陽を追いかけるように思えるのでしょうね!
この動きは、つぼみの期間の成長期だけの現象で、花が咲くと動
かなくなるそうで、咲いた時点で向いていた方向を向いたままに
なります・・・
と言うことは・・・ 東向きに咲いている花は朝咲いた花、南向きの花
は日中咲いた花、西向きの花は夕方咲いた花だと言えますね!。。
夏空に向かって元気に咲くヒマワリの花。
住宅街の中にあるヒマワリ畑 (横浜上大岡大賀の郷にて、撮影)
向日葵が150万本植えられ「ヒマワリの里」と云われて
いる。現在 最盛期を迎えて多くの観光客で賑わって
いる。8月末にはひまわりが刈り取られて「ひまわり油」を
製造して 一般客に販売している。
ヒマワリ温泉・ヒマワリ煎餅も人気だ・・