庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

ちょっとH?な合歓の木の話

2024-06-12 11:33:58 | 日記・エッセイ・コラム

散歩の途中で立ち寄った公園で、ピンクの合歓(ネム)の木の花
が咲き出した。

合歓(ネム)の木の由来は、夜になると葉を重ね合わせて眠った
ようになることから、ネムノキと言われるようになったと言われ
ていますが・・・

合歓(ネム)の木の花。

じゃあ、なんで眠むの木でなく、合歓の木と書くのでしょうか?。

チョッとH?な話なのでお子様たちにはあまり聞かせたくない話ですが・・

拙ブログ読者の皆さんは、それなりのお歳の方ばかりと思うので
問題無いでしょう。(笑)

合歓の木の「合歓」という言葉は、夜になると葉を互いに重ね
合わせ眠ったようになることから「ねむる」→「ねぶる」合歓
(ねぶ)と転化したと考えられるそうです。

漢名では「合歓木」(コウカギ)と書きますが、これは男女の
営みを表す言葉でもあり、夜になると一緒になるという意味も
あって、合い歓ぶという意味を兼ねて・・

夜になるとペタッと重なるという意味があるらしい。。(^_^;)

古くは万葉集の頃から恋の歌として歌われており、なんとも艶っぽ
くてロマンチックな合歓(ネム)の木なのでした!(^.^)/~~~。

 昼は咲き 夜は恋ひ寝る 合歓木(ねぶ)の花
             君のみ見めや 戯奴(わけ)さへに見よ

                紀女郎(いらつめ) 巻八 一四六一 

 

近くのロープの上で、昼間から堂々と自然の営みに励む
オオシオカラトンボのカップルが合体♡♥合歓中。( ^^) _U~~

コメント
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