庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

文月~半夏雨の降る半夏生

2020-07-01 09:03:58 | 日記・エッセイ・コラム

今日から七月、気持ちも新たに今年も後半のスタートですね。

七月は「文月(ふみづき)」といいますがその由来は、七夕の笹に文を
結びつけ七夕の織女に書文(ふみ)を供える意味と、稲穂のふくらむ月
ということで、「ふくみ月」が転訛してなったという説もあります。

今日七月一日は雑節の「半夏生」で、この日に降る雨は「半夏雨」 と呼ばれ、
この日の天気によって、一年の豊作を占う習慣があったとか。。

当地方は昨夜から強風と雨降りで荒れ模様の「半夏雨」が続いてますが・・

今年の農作物の出来具合は、はたしてどうなんだろうか?。。

また、この半夏生の頃に花が咲く植物に「半化粧」がありますが、混同されて
半夏生」とも書かれるようになったそうです。

半化粧」は花の咲く頃になると、葉っぱの半分だけが、白粉を塗ったように
真っ白になり、花は地味な穂で 葉っぱの方がよほど目立ちます。 

散歩で見かけた真っ白にお化粧した「半化粧」の葉。

虫媒花の半化粧はあまり目立たない花の代わりに、このお化粧して
目立つ葉っぱの方で虫(男?)たちをおびき寄せているのだそうです。。

植物の戦略も色々あって・・・面白いですね!

 

こちらは野山に咲く白いオカトラノオ。

名前の由来は花の形が虎の尾に似ていることから。

オカトラノオの花を見ながら・・

家のカミさんの虎の尾を踏むのだけは、気をつけねば
ならぬ!と思ったじーさんでした(笑)(>_<)。。

 

コメント (2)
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