今日から七月、気持ちも新たに今年も後半のスタートですね。
七月は「文月(ふみづき)」といいますがその由来は、七夕の笹に文を
結びつけ七夕の織女に書文(ふみ)を供える意味と、稲穂のふくらむ月
ということで、「ふくみ月」が転訛してなったという説もあります。
今日七月一日は雑節の「半夏生」で、この日に降る雨は「半夏雨」 と呼ばれ、
この日の天気によって、一年の豊作を占う習慣があったとか。。
当地方は昨夜から強風と雨降りで荒れ模様の「半夏雨」が続いてますが・・
今年の農作物の出来具合は、はたしてどうなんだろうか?。。
また、この半夏生の頃に花が咲く植物に「半化粧」がありますが、混同されて
「半夏生」とも書かれるようになったそうです。
「半化粧」は花の咲く頃になると、葉っぱの半分だけが、白粉を塗ったように
真っ白になり、花は地味な穂で 葉っぱの方がよほど目立ちます。
散歩で見かけた真っ白にお化粧した「半化粧」の葉。
虫媒花の半化粧はあまり目立たない花の代わりに、このお化粧して
目立つ葉っぱの方で虫(男?)たちをおびき寄せているのだそうです。。
植物の戦略も色々あって・・・面白いですね!
こちらは野山に咲く白いオカトラノオ。
名前の由来は花の形が虎の尾に似ていることから。
オカトラノオの花を見ながら・・
家のカミさんの虎の尾を踏むのだけは、気をつけねば
ならぬ!と思ったじーさんでした(笑)(>_<)。。