二十四節気しち十二候の処暑の次候(8/28~9/1)は、
天地始粛(てんちはじめてさむし)です。
「粛」には縮む、静まる、弱まるという意味があり、夏の気
が落ち着き暑さもようやくおさまってくる頃です。。
この言葉どおりに、関東地方も昨日から先日までの猛暑が
嘘のように急に涼しくなり・・
昨夜は、風呂上りに窓から吹き込んで来る涼しい秋風と、
聴こえてくる虫の音に、移ろいゆく季節の変化を感じた。。
毎年今頃になると、空の色や雲の形、風にゆれる木の葉
のそよぎなどの微妙な変化に、夏の終わりを感じて・・
何となく粛然とした気分になります。。
散歩道に咲くムクゲの花。
サルスベリの花。
カリンの実。
アンチエイジングにもよいと注目される赤いクコの実。
実はものすごいパワーを持ったフーパーフルーツなんだそうです。。
このでこぼこした形が、子供の握りこぶしに似ていることから
名前の由来という説もあるコブシの実。
川沿いにはススキの穂が風に揺れて。。
ススキの穂の向こうに観える白い花は、センニンソウの群生。