庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

天地始粛(てんちはじめてさむし)

2017-08-28 09:08:53 | 日記・エッセイ・コラム

二十四節気しち十二候の処暑の次候(8/28~9/1)は、
天地始粛(てんちはじめてさむし)です。

「粛」には縮む、静まる、弱まるという意味があり、夏の気
が落ち着き暑さもようやくおさまってくる頃です。。

この言葉どおりに、関東地方も昨日から先日までの猛暑が
嘘のように急に涼しくなり・・

昨夜は、風呂上りに窓から吹き込んで来る涼しい秋風と、
聴こえてくる虫の音に、移ろいゆく季節の変化を感じた。。

毎年今頃になると、空の色や雲の形、風にゆれる木の葉
のそよぎなどの微妙な変化に、夏の終わりを感じて・・ 

何となく粛然とした気分になります。。 

散歩道に咲くムクゲの花。

サルスベリの花。

カリンの実。


アンチエイジングにもよいと注目される赤いクコの実。
実はものすごいパワーを持ったフーパーフルーツなんだそうです。。


このでこぼこした形が、子供の握りこぶしに似ていることから
名前の由来という説もあるコブシの実。

川沿いにはススキの穂が風に揺れて。。

ススキの穂の向こうに観える白い花は、センニンソウの群生。

 

 

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする