庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

寒蝉(ヒグラシ)鳴く

2017-08-14 09:43:58 | 日記・エッセイ・コラム

二十四節気、立秋の次候(8,12~8,16)は「寒蝉(ヒグラシ)鳴く」です。

隣の森でからは、夏の盛を謳歌するように蝉たちがこの時とばかりに
一斉に鳴きしきっている。

ニイニイゼミにアブラゼミ、ヒグラシに加えて、ミンミンゼミやクマゼミ も
加わって一斉に蝉しぐれの大合唱が始まります。。

最近では、それに加えて私の耳鳴りも加わり、セミが鳴いているのか?
耳鳴りなのか?わけが分からなくなる?場合がある。。。 
困ったものだ。(^_^;) 

それにしても羽化するまで何年も地下で過ごし、やっと地上に出てからは、
ほんの一週間ほどの短い命しか無い蝉・・・

短い命の間に次の世代に命をつなぐため、必死に雌を求めて鳴いている
のかと思うと・・・ 思わず頑張れよ!と言ってやりたくなる。。

主に午前中に鳴くのがクマゼミで、日中の暑い時間帯にうるさく鳴き続け
るアブラゼミやミンミンゼミの声は、暑苦しさが一段と増す様でうんざり。。

いつもお盆頃になると鳴き始めるツクツクボウシの鳴声も、先日から聞こ
え始めた・・・ 

ツクツクボウシの声を聴くと、そろそろ夏も終わりが近いと感じます。

夜明けや夕暮れの時の気温の低い時間帯に、カナカナカナ~ と消え入
るように聴こえてくるヒグラシの声は、一服の清涼剤のようで・・・ 

どこか、去りゆく夏を惜しむような気持ちも感じてしまいます。。 

この蝉しぐれも今が盛だが、季節の移ろいとともに徐々に弱くなり・・・
やがて秋
の虫の音にその座を譲る事になる。。

朝の訪問者?網戸にとまっていたニイニイゼミ。

ミンミンゼミ。

柿の木で鳴きしきる蝉たち。

蝉の羽化ラッシュ?の跡。

最後はベランダの洗濯物のシャツに止まったまま
息絶えていた・・・ アブラゼミ  合掌。。

 

コメント
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