庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

「建国記念の日」と「梅花節」

2016-02-11 10:23:58 | 日記・エッセイ・コラム

今日2月11日は「建国記念の日」です、昔は紀元節と呼ばれていました。

戦後占領軍の意向により廃止されたが、紀元節を復活させようという動き
が高まり、昭和41年以降再び国民の祝日として制定されました。

建国記念の日の起源については、たくさんの説があり、学者の間でも議論が
わかれているそうです。

この日は日本神話で、約2600年前の元旦に、初代天皇である神武天皇が、
即位したとされていて、当時の日付を、現在の暦に換算すると2月11日にな
るそうです。

これが、一般的には、「建国記念の日」の由来だと言われていますが、しかし
歴史学上では神武天皇は実在
の人物ではなく「神話」として位置づけられて
いるようです・・・


建国記念の日」が「建国記念日」ではないのは、史実に基づく建国の日とは
関係なく、建国されたという事実そのものを記念する日だからだ
と言います。

これを機会に、日本の歴史を勉強してみるとともに、現在安倍総理の下でどん
どん右傾化?している様に見えるこの国のあり方について、 本当に
それで良
いのか?・・・ じっくりと考えてみることも必要かもしれません。。。


また明治時代の歳時記には、この日の別名として「梅花節」が挙げられています。

「すみずみに 残る寒さや 梅の花」 <蕪村>

白梅に来たメジロ。

コメント
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