山に登って、星を見る

山登りは、やっぱりきつい
でも、また登ってしまう
星空観察は、夜更かししてしまい寝不足になりがち

ドイツ・Hofheim-Instruments社製30cmドブ

2015-03-14 19:56:00 | 天体
鹿児島に在住のS先輩今日はわざわざ熊本まで望遠鏡を持ってきてくれた
低空に若干の雲があるものの、ほぼ快晴である透明度も良かったのでラブジョイ彗星の撮影も行ったS先輩の望遠鏡は大口径の移動可能なニュートン反射望遠鏡 ドイツ・Hofheim-Instruments社製30cmF5ドブソニアンである
極限まで徹底的に軽量化されており
分解するとコンパクトな2つの木箱にすべて収まる
ドイツと言うお国柄ならではの製品である通常は8本使うことが多い支柱を6本に抑えてトラス構造で接眼部を支えている
お見事である

S先輩自身、この望遠鏡による観測には馴れているはずなのだが、かなりの精密機械なので組み立てには非常に神経を使う

迷光防止用の遮光カバーを取り付けて組み立て完了観望開始だ!最初に見せてもらったのはオリオン座の大星雲M42だ
思わず
『うあっ!』
と声が出てしまうほどよく見えた

特にこのM42は光度差が大きく
写真では明るい部分は潰れてしまう
それを生(なま)の光で観望し、しかも平均的ヒトの眼の1837倍の集光力をもつこの30cm主鏡で覗くものだから
とにかくスゴいの一言であった

M42は鳥が羽を広げたような形をしているのだが
中心部にある4重星から東西に広がる発光雲がくっきりと輪郭が見えている


『どんどん、行きましょう!』
次に見せてもらったのはM1おうし座の超新星の残骸であるカニ星雲であった
長時間かけて撮影した写真の様に大きく、はっきりと見えた

その日は傾きかけた冬の星座の天体をまず見せてもらい
そのあと
東から昇ってきた春の星座の天体

春の星座は天の川がないので、ガス星雲よりも系外星雲が多い

しし座のM65、M66、NGC3628のトライアングルなども
眼視でここまで見えるのかっと感心した
大口径反射ならではの得意分野である

おおくま座のM81、M81もすごかったなぁ

2時間くらい見せてもらったかな
あっという間に時間は過ぎてしまったS先輩これから撤収して鹿児島まで帰ります

ありがとうございましたm(__)m
今度は夏の星雲星団を見せてください

N氏の執念で探し出した福寿草のツボミ

2015-03-14 07:30:00 | 登山
今回
N氏の執念で見つけた福寿草のツボミの写真がこれであるたぶんこれに間違いないだろう
でも
これは五木村の説明看板にあった本来の咲いてる福寿草の写真それとは
あまりにもかけ離れていた(^_^;)

まあ
N氏の執念で、せめてツボミでも見つけられたので良しとしよう


それからあのおじさんにお礼を言って
再び駐車場までの林道を歩いて五木村頭地にて温泉入りと食事を取ることにした五木村温泉センターオープンが午前11時からだったので、開くまでしぱらく待った

ここは過去に何度も通りすぎたことはあるが、温泉に入るのははじめて他にもオープンを待っていた地元の人がいて
ゆったりと入ることが出来た

お風呂からあがり
同じ建物の中にある蕎麦屋さん
そこで食事をとった

仰烏帽子山、元井谷登山口に福寿草を探しにいく

2015-03-14 07:29:00 | 登山
今回のブログは2月11日の出来事である
1か月以上前の話

もちろん今は福寿草はシーズン終わっているかも知れないO氏に
『仰鳥帽子山で福寿草が見たかったら、そんなに歩かなくても北側からの登山口付近にもあるかもしれない』
と教えてもらった

と言うことで
五木村の頭地を通りすぎて元井谷登山口へ

このあたり
梅雨の時期の大雨により林道が崩れてしまい
現在
その復旧工事中である本来ならまだ、進めるところであるが
車はここまで

登山口まで
このあと1km区間は歩く必要があるのだ

徒歩にて進んでいく今日は近くに住むN氏と一緒にハイキングである500mほど進んだら登山者のらしき車が3台停まっていたあとで分かった事であるが
元井谷登山口までの林道は無事であった
ただ
登山口の駐車場が崩れているために、我々が停めた駐車場から先は車での侵入禁止になっているようだ

正面には仰烏帽子山が高くそびえていた天気はあいにくの曇り空
出発するときは青空も見えていたのに、山に入ってから悪くなってきた

車を第3駐車場に停めてから20分ほど歩いたら
やっと登山口に到達した工事現場にはおじさんが一人復旧のために働いていらしたそのおじさんの話しによれば
あと2~3日の内に、これより先の区間も開通して
更に別の登山口までの車での通行が可能になるらしい


さて
さっそく今から福寿草の探索だ左にはロープが張ってあり
遠くから眺めて探し出すしか方法はなさそうだ時刻は9時25分、天気は曇り
福寿草の開花には少し厳しい条件かも(^_^;)立ち入り禁止以外に
『盗掘を見かけたら通報してください』
の看板もあったN氏と共に20分くらいは探した探しても見つからない『どうも、これ以上探しても無駄なようですね』

しっかりと探したつもりであった
せめてツボミでもと思ったが、残念ながら実際に咲いている福寿草の姿、本物を見たことがないのだ

黄色というのは知っているが、それ以外
花の大きさすらも知らない
例えば岩陰に咲くとか、背丈がどれくらいとか
群生するとか…

あきらめて林道へ戻る先ほどまで重機を動かしていたおじさんが
機械を止めてこちらへやって来た

『どうでした?』

先方には我々の目的は伝えていないはずであるが
我々の目的をお見通しであった

『探したんですが、見当たりませんね』

『途中、ロープの左の立ち入り禁止の所に石垣があって、その手前の平な所に例年よく咲いているよ』
と教えてくれた

さて
戻ってもう一度探索しなおしだ!その石垣はあったあのおじさんの言う通りならこの辺りなのだが…おじさんの話しによれば
もっと天気のいい日でないと、しかも午後にならないとなかなか咲かないらしい

今日は曇り空。しかもまだ午前10時前である(^_^;)

でも

やはり、せめてツボミだけでも探し出したい
せっかくここまで来て
何も見つけられなかったら悔しいではないか

もうしばらく頑張ってみよう


それから
10分くらい頑張ったかな

N氏が
『あれかなぁ?』

指差す方向を見てみるが何も見えない『どうでしょう、何か見えますか?』

『ほら、石の手前の雪の中から茶色の丸いツボミのようなものが、ひょっこり顔を出している』

『ん?もしかしたらあれかなぁ』N氏に詳しく説明されて
それでやっと分かったのだ!