ミツマタ(三椏)ジンチョウゲ科
今年も訪ねてきました。年々広がっています。
(安芸高田市の向原町虫居谷にて)
以下、地域振興会の説明文を抜粋しました。
ミツマタ(三椏)は楮(こうぞ)、雁皮(がんぴ)と並んで和紙原料として日本全国で利用されてきました。
特にミツマタは、名前の起源となった三つに分かれた枝先に、春の訪れとともに黄色い花をつけることで
多くの人に愛されています。(毎年分かれる枝の段数で樹齢が判ります)
ミツマタの原産地は中国南部と言われ、日本では江戸時代に良質の和紙の原料として、
各地で栽培されるようになりました。
外皮の繊維は強靭で素手で枝を折ることはできません。
和紙の原料として戦後間もない頃に植栽されました。
しかし、時代の移り変わりとともに産業として利用がなくなり
放置されたものが谷いっぱいに広がりました。