晴れたら花巡り

晴れたらアウトドア。草花が大好きで、野山を散策しています。

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三椏の群生地を訪ねて

2018-04-03 23:41:26 | 植物 草花

 

   ミツマタ(三椏)ジンチョウゲ科

   

   

     今年も訪ねてきました。年々広がっています。

   

   

      (安芸高田市の向原町虫居谷にて)

    以下、地域振興会の説明文を抜粋しました。

    ミツマタ(三椏)は楮(こうぞ)、雁皮(がんぴ)と並んで和紙原料として日本全国で利用されてきました。

    特にミツマタは、名前の起源となった三つに分かれた枝先に、春の訪れとともに黄色い花をつけることで

    多くの人に愛されています。(毎年分かれる枝の段数で樹齢が判ります)

    ミツマタの原産地は中国南部と言われ、日本では江戸時代に良質の和紙の原料として、

    各地で栽培されるようになりました。

    外皮の繊維は強靭で素手で枝を折ることはできません。

    和紙の原料として戦後間もない頃に植栽されました。

    しかし、時代の移り変わりとともに産業として利用がなくなり

    放置されたものが谷いっぱいに広がりました。