「この世界の片隅に」を観に行きました。
この映画はアニメですが、クラウドファンデイングで制作され、
原作はこうの史代さん(広島出身)です
広島が舞台になっている戦時中の話です。
亡き両親が同じ時代に生きていて
戦時中の話や、被爆体験の話を時折聞かされました。
直接被爆はしていませんが
父は親戚を捜しに入り、母は送り込まれた被災者の介護をしたそうです。
口には出せない程悲惨だったのでしょう
多くは語りませんでした。
この映画は広島市から呉にお嫁に行った女性が
普通に結婚して、その時代の普通の生活をしていて
悲しい戦争体験をしながら生きるというストーリー
亡母もこの時代に悲しい体験をしながら
一生懸命生きて来たのだなあと、胸が熱くなりました。
映画が終わって館内を見渡すと
意外にも中高年の女性が多く驚きました。
やさしいアニメですが、時には写真かと思うような
家具などのある家の中の様子もありました。
今有る平和を心に、多くの世代 に観て欲しい映画です。
数日前に呉に出かけたばかりで、その呉が舞台になっていて
その景色を思い出しながら観ました。