
20年ほど前、老両親がはるばる息子(=僕のことね)に会いに金沢までやってきた。金沢だけじゃつまんないだろうと思い、 黒部峡谷のトロッコ電車に乗りに、金沢から日帰り旅行にいった。それが夫婦そろっての最後の旅となった。その1年半後、父は死んだ。自分の余命を悟っていたのだろうか。
今年、2102年の最後の夏休み(といっても ただの日曜日ですが)ということで、20年ぶりにトロッコ電車に乗って、欅平まで日帰りで行ってきた。
さすがに、まちなかほど暑くはないが、北アルプスの奥深くといっても、標高はせいぜい700メートルなので、やっぱり暑かったああ。
名剣温泉では、山菜のてんぷらをいただきました。「山菜」といっても料理で出てくる「野菜のような山菜」ではなく、ほとんど山野草って感じの野趣あふれるてんぷらでした。今日は、雲の上の父親と 黒部峡谷を眺めながら、静かにビールで乾杯したのでした。
まあ 多くのニッポンのお父さんがそうであるように、ひたすらまじめに働くことしか知らない、典型的なこの国の父親だったけどね・・。でも、酒飲みなのは、ちゃんと息子にも受け継がれているからね。
↓こんな感じの道を歩き

↓トンネルを抜けると

↓峡谷の下はマイナスイオン全開って感じ

↓立派なお宿ですね

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