金沢に暮らし始めて40数年.。この街で「見たものは、見た」。最近は「軒端に冬の山晴れて見ゆ」って心境に。
金沢暮らしの日々 ~努力は時々 報われる~
瀬戸内の幸で朝から飲める大衆酒場 @ 広島駅前『源蔵本店』
広島に所用で行ってきました。すぐに新幹線の乗れば明るいうちに金沢に戻れますが、それでは味気ないので、2時間ほど遅い時間の電車を予約。
それは 何のため? もちろん「源蔵本店」で一人お疲れ様会するためです。
この店、朝9:30開店で、朝からのん兵衛のご同輩がご参集になるのですが、今日はもう14時過ぎですね、当然、混んでます。店のカウンターはテレビ直下に3席しかなく、あとは6人掛けテーブルが中心。なので、混雑時は(何時も混んでますが)相席となります。この日は、ちょうど6人掛けテーブルが一つだけ開いていて、そこに座りました。
「小いわし刺しと熱燗お願いします」
「ああ~ 今日は小いわしなくなったの」
「あっそう。じゃ天ぷらある?」
「はい ありますよ」
「じゃそれとあとツブ貝ね」
・・てな感じで一人お疲れ様会スタート。テレビでは「競馬中継」をしています。いや~理想的な昼飲みの環境ですなあ~
ツブ貝は能登で言う「しただみ」のことですが、夏のシーズンは、茹であがりのほかほかぷりぷりを頂きますが、今は冬。あらかじめ茹でで冷やしておい小鉢で出されます。身は貝の奥のほうに縮込まってますので、安全ピんで掘り出します。酒のちょっとしたつまみです。しただみって子供の頃、磯に取りに行ってよく食べたもんです。
ほどなく小イワシ天が到着、ほくほくアツアツで美味な事この上なしです。じゃ次は「おばいけ」にしましょうが。からしの効いた酢味噌が、味を引き立てます。
結局この日は お銚子(酔心)370円✕4本と、ツブ貝(430円)、小イワシ天(550円)、オバイケ(700円)で、〆て3160円でした。ごちそうさまでした。
小いわし天ぷら
ツブ貝(チラシ広告の箱にカラを入れます)
おばいけ
重厚感ある暖簾
ツブ貝(チラシ広告の箱にカラを入れます)
おばいけ
重厚感ある暖簾
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