
2012年に自民党が公表した「憲法改正草案」を巡っては当時、改憲・護憲双方からの議論が沸騰していたが、なぜかその議論は長続きしなかった。やはり「安倍政治」に情勢負けしていたのかもしれません。
この樋口陽一著の本も2013年に出版されたのですが、今改めて読み返してみると、改憲にしろ護憲にしろ、憲法を論じるときは、世界の歴史を深く学ばねばならないと実感します。
憲法改正と言うと どうしても9条改憲に耳目が集中します。もちろんそれは正当なことなのですが。憲法96条について、もっともっと注目しなければなりません。むしろこの96条改憲論こそ、改憲議論の本質ではないかとさえ思います。
今改めて読まれるべき本と思います。
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