学び舎が 消えてしまったのは やはり寂しい ・・・かな

　先週末は「閉店した飲食店」の記事でしたが、僕の通った学校も消えてしまっています。

　先月、４５年ぶりの中学校の同窓会で帰省した際、卒業した小学校と中学校を見てきました。どちらも健在でしたね。

　小学生だった当時は、全国的にそれまでの木造の「旧校舎」から、コンクリートの「新校舎」に建て替えの最盛期で、わが母校もその例にもれず。なので今も健在。中学校に至っては、僕らが移転新築の入学第一期生でしたね。なのでこちらも校舎は健在でした。

　一方、大学は、金沢市民はご存知のとおり、ずいぶん前に城内から角間に移転。学生時代を懐かしもうと登城しても、無菌培養されたみたいな人工的な公園になってしまいました。

　青春の心の拠り所は今いずこに～っ。


　で、問題は高校です。僕らが通っていた校舎は、戦前の旧制中学校の建物をそのまま使っていました。歴史的建造物とまではいかないまでも、校舎も、図書館も、武道館も、みな歴史を感じさせる重厚感がありましたね。教室の机と椅子も、木製の一体型でした（冒頭写真）。

　金沢に来て広坂の四高記念館を訪問した際、展示されていた四高の授業風景の写真に、同じ机＋椅子を見つけました。僕らの通学した当時で、校舎は築５０年は経過してたでしょうね。なので卒業後まもなく建て替えられました。今訪問しても、「ここどこ？」「これ何？」って感じです。

　青春の心の拠り所は今いずこに～っ