goo

窪6丁目界隈 ~ しただみのある店!@ 食楽空間「朋」

 


 窪6丁目は 錦丘高校と山側環状の間くらいのエリア。その静かな住宅街に、突如、超モダンな建物があります。内装も黒のモノトーンで、居酒屋というより都会のバーみないな感じ。この日も満席で、ふりのお客さんは入店できず・・。その人気のほどがうかがえます。


 メニューを見て すぐ目にと見込んできたのが「しただみの塩茹で」。おおーこんなおしゃれな店に、こういう渋いものがあるんだね。子どもの頃は 夏になると日曜日のたびに 近くの磯に取りに行ってました。鍋が沸騰するに従って、家じゅうに強烈な磯の香りが充満したもんです。


 この日でてきたしただみは、おしゃれなグラスに盛り付けられています。(その辺は店の雰囲気に合わせています・・)。かなり大粒ですねえ・・。子どもの頃は、待ち針で身をくるくるっと取り出して、尻尾??の最後までうまく取り出せたら「大成功」だったんですが、さすがに飲食店で「針」が出てくるわけないので、テーブル上の爪楊枝を使用しました。


↓最後まで取り出せたら こんな感じです。見た目は??ですが・・


 懐かしい味を、堪能させていただきました。大満足です。しかし、どうも子どもの頃食べたイメージと違うのは、たぶん 二度茹でしたものだらかでしょうね。身が奥の方に、ちじこまってました。もともと塩ゆでしてあるものを仕入れて、店でまた茹でなおしてるんだろうね。でも、そんなこと全くマイナスポイントになんからならいですよ。単価も安いし、たいして儲からない料理なのに、あえてメニューに出して、懐かしい味を楽しんでほしいという、そのご主人の心意気がありがたかったのです。


 もちろん、しただみだけじゃなく、お刺身 肉料理など 見て美しく、食べておいしいものがいっぱいあります。何より味付けがいいね。酢の物にかかってた黄身酢がいい塩梅だったよ。この店のご主人、カウンター内の厨房に着流し姿で立っていて、一見、「ビジュアル系かあ?」と思いがちですが、きちんと日本料理を修業された実力派とお見受けしました。

 また伺いたいですね。予約必須ですが・・。


↓ 見た目にも美しい


↓店の外観



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 片町伝馬町界... 「一人称単数... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。