goo blog サービス終了のお知らせ 

金沢暮らしの日々 ~努力は時々 報われる~

金沢に暮らし始めて40数年.。この街で「見たものは、見た」。最近は「軒端に冬の山晴れて見ゆ」って心境に。

古本屋にはドラマがある @「ウララ」那覇・牧志公設市場向い

2012年02月04日 | 旅行

 


 国際通りの牧志公設市場の通りは、いつ行っても人通りが絶えないね。そこに、小さな古本屋がありました。思わず吸い込まれるように立ち寄りました。仕事の出張でも観光でも、旅先で古本屋に出会うと、素通りできない性分です。その店の名は「市場の古本屋 ウララ」。

 確かに、店内は2人も客が入ればもう窮屈。でもね、書棚に並んでいるのは、本格的だったよ。『伊波普猷全集』はじめ、仲宗根政善など いわゆる「沖縄学」の文献がずらり。ちょっとした「図書館」だったね。

 並んでいる本の質の高さに比例して、お値段も相応のレベルだったけど、本格的に沖縄のことを勉強したいという人には、貴重な店です。店主(といっても店員はいませんが)は宇田智子さんという若い女性です。

 ここに立っていると、沖縄の歩んだ苦難の歴史を この狭い空間にぎっしりと並んだ本が 静かに語りかけてきます。泡盛で疲れた頭(肝臓?)を、リフレッシュする意味でも 是非。
 お店のホームページは  こちら  です。

 なお、ウララさんになる前は 同じ場所で別の方が「とくふく堂」という古本屋をされていたとのことです。そのあたりの経過は  こちら  で。 

 いやー ドラマです。泣けます。人生です。



コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。