
早川義夫と言えば、名曲『サルビアの花』で、というか「のみで」というか・・知られていますが、数年前に早川氏の『僕は本屋のおじさん』を呼んで一層ファンになりました。
この本『たましいの場所』は、富山市総曲輪の古本屋で買いました。本の内容は全く知らず、早川義夫著と言うことで買ったのでした。
最初は寝っ転がって読んでいたのですが、「むむ これは寝っころがりながら読める本ではない」とすぐに感じ、起き上がって胡坐をかいて読み続けたのですが、「うんうん‥」と共感することばかりで、しまいには正座をして読んでしまいました。
人間の、あるいは音楽含めた人間の営みの本質を、正面から射貫く発言であふれたすごい本です。筑摩書房から出版されていることから察しも付きますが、元芸能人のふわふわした本ではなく、もう哲学書といってもいいくらいです。
こんな本に出会えるから、古本屋巡りは止められないよね。
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