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石川県民は どこで最期を迎えているのか


 ちょっと古いネタだけど、2月14日の北国新聞に、石川県民の死亡場所の統計が紹介されていた。それによると、2012年に自宅で亡くなった人は1202人で、同年に亡くなった県民全体の9.8%だったとのこと。(20年前は21.4%)。

「死に場所」の内訳は以下の通りです。

  病院     78.0%
  老人ホーム  5.5%
  老健施設   3.1%
  診療所    1.2%
  自宅      9.8%
  その他    2.4%

 たいていの人は「自宅で最期を迎えたい」と思ってるけど、「家族や周囲に迷惑をかけるから」という理由で、病院の入院を希望し続けるだろう。

 「どこで最期を迎えるか」ということと同時に「どのように最後を迎えるか」も大切だと思う。病院だって看護師さんが病室を訪ねたら、亡くなっていたなんてことは別に珍しくないでしょう。最期の瞬間に、誰にも立ち会われずに旅立ってゆくことそれ自体が問題なのではない。

 一人暮らしのお年寄りが「死後10日後に発見」なんてニュースを見るけど これはご存命中の時の「社会的孤立」という問題。

 「最期の瞬間にひとり」と「生きている時からひとり」は、別問題だよね


明日の日曜日 ブログお休みします
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