
子供のころ、野口五郎の「私鉄沿線」という歌が流行った。それを聞いて、「都会には、国鉄とはちがう汽車(本当は電車ですが・・)というものが走っているらしいぞ。その駅前には 花屋やコーヒーショップなるものがあるらしいぞ」と都会にあこがれた。
確かに、僕が住んでいた町には、国鉄の駅はあったが、走ってるのはもくもくと煙を出して走る蒸気機関車でした。そのうちディーゼル機関車になりましたが、ついぞ「電車」というものは見たことがなかったです。(あっ 道路を走るチンチン電車はありましたよ)
そして高校を出て金沢に来ました。金沢は都会でしたねえ。なにせ特急という電車が停まる。そして、夢にまで見た?私鉄と言えば・・「北陸鉄道」ですねえ。あこがれた私鉄とは、少し違っていたけど、1両編成のチンチン電車とは明らかに違っていました。
野町駅前にも、たくさんのお店がありましたね。「未完成」という喫茶店、おおこれが「コーヒーショップ」というのかあ~。感動しました。まあ今はすっかり寂れてしまいましたが。
でも、たまに、夜の石川総線に乗ると、昔の自分に出会えるような気がします。特に新西金沢駅って、新幹線の高架と昭和然とした駅舎が並んでいるって 不思議だよね。

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