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1000年に1度の大災害の犠牲者を超える人が 毎年自殺している


 1000年に一度の大災害といわれる東日本大震災。無念の死をとげたたくさんの人々・・・。しかし、これからも自然災害はどこでも起こりうる。だからこそ再び起きる前に、脱原発も含めて、安全安心の日本社会を、人間の力で、みんなの力をあわせて、つくっていかねばならんですね。

 10月11日時点で この震災での死者・行方不明者は以下の通りだそうです(警察庁調べ)。

     死   者  15,824人
    行方不明者   3、846人
     合   計  19,670人

 一方、冒頭のグラフは、日本の自殺者数です。1998年に突如として増加し、以後毎年3万人超が続いています。1998年に一体何があったのか しっかりと考える必要がありそうです。

 もちろん、震災で亡くなった方の数と自殺者の数を比べて、「どちらがどう・・」という問題でありません。

 ただ事実として、1000年の一度の大災害の犠牲者の数の1.5倍の人が、毎年毎年、この日本で 自ら命を絶っているという現実があることを 知らなければなりません。

 これって、未曾有の「大災害」が、毎年毎年発生しているってことではないでしょうか。しかも、自然災害ではなく、社会災害が・・。

 そして、一番怖いことは それが「異常だ」と思わなくなっていることですね。 
  
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