goo

食事処としての蕎麦屋 @ 富山市総曲輪 『つるや蕎麦 本店』


 富山市の繁華街である総曲輪にある老舗蕎麦屋『つるや蕎麦本店』に初入店。細長い店内には、お一人様用の壁に向かったカウンターがかなりの席数あります。こういうの珍しいよね。

 メニューを見ると、各種蕎麦がズラリと並んでいますが、メニューに「蕎麦前」の酒肴は見当たらず。仕方なく、蕎麦で一献といきましょうか。

バイトと思しきお兄さんに「ざるそばと あとお銚子ひとつね」とお願いしたら「????」。はあ~ん今の若い方は、もしかしたらその親の世代も?、「お銚子」の意味がわからないんだろうなと思いました。

 それでもまあ「徳利で」と言い直すのも変だし(だってお店では「徳利」ではなく「お銚子」だよね。「徳利」はあくまで器の名前、それに対して「お銚子」はお酒の別称だからね)、「あっ 日本酒下さい」とお願いした次第です。まあ、こんな些細なことに固執するのは、年を取った何よりの証拠です。

 出て来たのは写真のとおり、豆皿の上になみなみと注がれたコップ酒。「なるほど、そもそもこの店ではこっぷなんだな。尚更わからんはずだね」と思い、コップのふちに口を近づけます。「くーーーーーっ。すきっ腹に空酒は効くねえ」

 まもなく蕎麦がきたので、ちょこっとづつ箸ですくい、つゆは蕎麦の端っこにちょこっとだけつけて手繰ります。ほんと、蕎麦って酒に合うよね。味はまあフツーでしたが。名実ともに「食事処の食事としての蕎麦」でした。ごちそう様。













コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 弥生三月の 青... はやくも還付... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。