
この本、芥川賞作家の花村氏が若かりし頃、バイクで野宿しながら全国を旅していたころの話です。僕もかつては、250CCのバイクに乗っていたので、共感する所、大でした。
でも、それ以上に「なるほどねえ」と思ったのは、バイク以外の部分で、「情報に頼るな。自分自身の行動・体験こそが真実」という、氏の熱いメッセージです。
というのは、この手の本を読むと、「かなりの人が、本屋さんに行って、バイクの本とか、旅行のガイドなどを読もうとする。あるいは、本屋さんじゃなく、インターネットで情報を調べようとする」と指摘します。
花村氏は「周辺にエネルギーを使いすぎるのは 自信のない人。自己が確立されていないと、情報の鎧を纏いたがる。あれこれの情報ではなく、自らの行動、そこで得た体験そこがホンモノ」と強調します。
これって、どの分野にも言えますよね。
「100の議論より ひとつの実践」です。
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