博労町界隈 ～ 町の寿司居酒屋 ＠ 寿司『香りん』

　「香りん」と聞けば、誰しも、かつて野町にあった「香りん」を思い出すけど、その店と関係あるのかは不明です（笑）。こちらの「香りん」は、大手門を降りたすぐ左手にあります。かつては理学部校舎の端っこだったよね。

　この日は、大手町での仕事をすませ、「せっかくこのあたりにきたんだから、昼飯でも食おう」と、ふらふらあるいて、この店の前を通ったところ、「一半（いちはん）寿司ランチ　９００円」の看板が目に入った。

　一半というからには、１．５人前っことに違いない。それが９００円ならお値打と　すぐにのれんをくぐったのでした。

　店は　左手に５人ほどのカウンターと　その後ろに楕円形の大きなテーブル席、右手は小上がりです。先客はマダムがおひとり。さっそく　一半寿司ランチを注文。標準的なネタの握り９貫と、細巻き、吸い物です。

　１．５人前で９貫ということは　一人前は６貫ってことか？。まあ　そりゃないよね。でも　ランチとしては　上出来と思います。吸い物のも味噌汁ではなく、上品な澄し汁でした。

　この店の特徴は、居酒屋も顔負けの　おつまみの一品料理の種類の多さですね。まさに「町の寿司居酒屋」って感じ。場所柄、昼は観光客はくるかもしれないが、夜は完全に、町内会の宴会場みたいな感じになるんだろうな。事実、先客マダムと大将や内儀さんとの会話は、子育てや町会行事で盛り上がっていました。

　そいいう寿司屋もあっていいと思います。バンダナ頭の若い大将は　いかにも子煩悩って感じで、事実、店は日祝が定休日。商売同様に、家庭を大事にしてるからだろうね。

　寿司はかなり塩を効かせているんで、ビールに合いそう。今後夜に行きたいですね、でも　ご町内のご同輩で満席かな（笑）