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主計町の「飲み放題」~「聞かぬが花」と「言わぬが花」

 
 主計町の某人気の店で宴席がありました。監事さんの説明では飲み放題コースで6000円ということ。いや~主計町でこの価格でしかも飲み放題とはあり難いです。

 2階の浅野川沿いの部屋に案内されました。和室のテーブル席ですが、6人掛け、4人掛け、2人掛けとテーブルが3つあります。やや詰め込みすぎという気がしないでもありません。料理はさすがに素材のおいしさをたっぷりと味わえる、しかも「見ても美しい」料理の数々です。

 で肝心のお酒です。ビール党の小生は、エビスの生を5~6杯頂きました。苦みの効いたいい味です。日本酒は薄手のガラスの酒器に恭しく注がれて登場しました。料理もおいしいく、酒も2~3合はすいすい行きます。ほんのり顔も赤くなって川面から吹く風も涼やかになったころ、着物姿も美しい若き女将さんに「この酒の銘柄何ですか」と聞きました。

「はい、福光屋の『金色のしづく』でございます」とにこやかにお答え頂きました。一同「・・・・」。それって スーパーのお酒コーナーで 1.8リットル紙パック1000円位で売ってるやつですよね。それと知ったわが呑兵衛たち、急にテンションが下がりました。でも、これって、先入観のなせる業ですよね。

 さっきまで、おいしいおいしいといってすいすい飲んでたのに、正体を知ったら急にまずく感じるなんて。まあ、たぶん同じ酒器で「効き酒」したら、「これが金色のしづく」をドンピシャりと言い当てる人なんか、まずいないと思うけどなあ・・。

 客としては「聞かぬが花」、店としては「言わぬが花」ってとこでしょうか。まあ、主計町に「飲み放題」があるってことだけでも、ありがたいと思わないといけません。
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