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熱かった!2012年夏  @ 鹿児島と山口の知事選挙


 毎週金曜日の首相官邸周辺や、国会周辺の「脱原発」を求める行動は、ますます大波となっているね。金沢の北電前も然り。

 でも、国や自治体の最終意思決定は、選挙で決着をつけるしかない。その意味で、この夏の二つの選挙 鹿児島県知事選挙(7月9日投票)と、山口県知事選挙(7月29日投票)は教訓的だった。

 前者は 現職知事VS地元脱原発運動のリーダーの向原氏。後者は、引退する知事の後継指名を受けた自公推薦の国交相のお役人VS脱原発の全国的な理論的リーダーの飯田氏(他に二人立候補してましたが・・)

結果は

 鹿児島   当選者39万 対 向原20万 
 山口    当選者25万 対 飯田18万 

で いずれも脱原発派は落選

 でもね。選挙に負けはしたが、短期間にこれだけの票を集められたのは、本当に画期的です。世の中は 着実に変わりつつあると実感できます。

 ちなみに、知事選挙では、全国どこでも「常連」とも言える共産党は、鹿児島では「自主的に向原氏を支持する」と宣言して、独自候補を擁立せず、山口では「県政を変えたいという県民の願いも考慮して」独自候補は擁立しなかった。

 これもまた英断ですよね。世論・民意は何を求めているかを、正確に受け止めています。さすがです。共産党にもアッパレ!!です。

 選挙自体は負けたけど、でも「未来」を感じさせる、熱い2012年夏なのでありました。(未だ夏は終わってないけど)

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