きままなドライブと写真、そして映画

晴れの日はドライブ・写真、雨の日は映画、曇りの日は・・・迷う

本薬師寺跡 姿を消す鳥

2015-09-13 00:45:47 | Weblog
ホテイアオイのメインの場所から少し離れたところに、三脚に望遠レンズをセットした人達の集団がいた。
いかにも野鳥撮影の、ものものしい装備の人達である。
何を撮っているのか気になって、行ってみた。


その人達のレンズが向いている方向を眺めても、何がいるのかさっぱりわからない。
と、視野のなかで何かが動いた。
よーく見ると、これだった!

4羽の鳥が写っているが、特に真ん中の2羽は背景と一体になっていて、カメレオンのように姿を消している。

この3羽もわかりにくい。


違う背景に移動すると、ようやく姿がはっきりした。


わかりにくいかもしれないが、最初の写真にホテイアオイが咲いているところが写っている。
野鳥撮影の人達は、この鳥たちがホテイアオイの場所に移動するのを待っているようだ。
だからシャッターを押す人もなく、近くの人と談笑しているなか、証拠写真を撮る僕のシャッター音は目立った。

こんな地味な鳥をたくさんの人が撮りにきているのが意外だった。
野鳥撮影の人達の話し声のなかに「ヒバリ・・・」という声が聞こえたが、この大きさはヒバリではない。
自宅に帰り、インターネットで調べてみると、ヒバリシギという鳥がいた。
なるほど、そうだったのか。
と、いったん思ったが、さらに調べると、ヒバリシギによく似たキリアイという鳥がいた。
頭部の模様や羽の模様から、これはヒバリシギではなくキリアイだと思う。
調べていて思ったのは、シギ類を熱心に撮っている人達がけっこう多いということだ。
確かに波打ち際のイソシギなど絵になる。
「こんな地味な鳥を」などと言うと、怒られてしまう。
ただ僕としては、歩いているシギ類を撮るよりは、飛んでいるカワセミを撮る方が夢中になれる。

延々と続いた本薬師寺跡ネタはこれにて終了。
コメント
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