持続する夢

つれづれにふと気づいたことなど書き留めてみようかと
・観劇生活はえきさいてぃんぐに・日常生活はゆるゆると

2005年8月の記事一覧

2005-08-31 23:59:59 | なんでもないこと
 8/1 速達区域外 8/2  ラストショウ 1/2
 8/3 ラストショウ 2/2 8/4  BAKE ショコラ
 8/5 紅天女 8/6  サマータイムマシン・ブルース2005
 8/7 ラスト・ファイブ・イアーズ 8/8  ラスト・ファイブ・イアーズ 1/5
 8/9 平等ということ 8/10  ラスト・ファイブ・イアーズ 2/5
 8/11 ラスト・ファイブ・イアーズ 3/5 8/12  ラスト・ファイブ・イアーズ 4/5
 8/13 ラスト・ファイブ・イアーズ 5/5 8/15  galbo カカオ&オレンジ
 8/16 カムカムミニキーナ 8/18  ラヴ・レターズ 1/2
 8/19 白夜行 8/20  ラヴ・レターズ 2/2
 8/21 こんな休日 8/22  Fran 和栗のムースと味わいショコラ
 8/25 表現者 8/26  女系家族 #8
 8/27  容疑者 室井慎次 8/28  24時間テレビ
 8/29 当ブログのご案内2 8/30  電車男 1/3
 8/31  電車男 2/3  

電車男 2/3

2005-08-31 00:30:11 | 演劇:2005年観劇感想編
映像の、クイックテンポなスイッチングやカット割り。この画期的な演出が、『電車男』の臨場感を盛り上げる。ストーリーテラーは、静観の姿勢を保とうとするが。あまりに的外れな毒男たちのやりとりを見ていられず、とうとう書き込みを実行してしまう。時折、我に返りながらも。知らず知らずのうちに巻き込まれていく様は、まるで観客と同じだ。そう。我々も、どんどんネットの中にハマり込んでいく。。

電車男の変身の映像に固唾をのみ。舞台への意識が散漫になるころ。ストーリーテラーが釘を刺す。頑張って喋っているんだから両方見ろ! と。あまりのタイミングの良い注意に吹きだしてしまう。ごめんごめん気をつけるよ、と。舞台上と客席が、いい具合にかみ合って。劇場は、どんどんヒートアップしてくる。

それにしても。わかってはいたけど、変身後の電車男はキレイ。客席には溜息がわいたよ。どよめきじゃなくて、「はぁ~」って溜息。舞台だからこそアリな、リアクション。それでも。自信のない落ち着きのなさを演じれば、変身前のイケてなさ具合を思い出す。中身はいきなりカッコ良くなったりしないことをちゃんと演じてくれる。武田真治氏。ハプニングカバーも堂にいったもので。かなり、素敵な役者さん。

役者陣について。毒男役の各氏は。映像も舞台もこなす方々らしく。限られたスペースの中で、相当以上の芝居を見せてくれた。注目は、千代将太くん。上手なので、大人の役者さんだと思っていた。まだ17歳(かな?)って。先が楽しみではある。
そして、ストーリーテラーの河原雅彦氏。この人を、かわいいと思う日がくるとは思わなかった。要所要所での的確なツッコミは、ご苦労さまで。「わからない、その演技プラン」「なんでもありか!?この舞台」に至っては。深ぁく同感。演出もこなされる氏だからこその、キマりぐあいでもあった。
優香氏。エルメスの声での出演。いいね、ちょっと天然の入った清楚なお嬢さんを想像させてくれる。彼女ならイケてない電車男と会うだろうし、カッコ良くなっても態度を変えたりしないと思わせる説得力があった。

あぁ、面白かった。と、終わらせようと思ったのに。。ごめん。タイトル変更。続けます。