持続する夢

つれづれにふと気づいたことなど書き留めてみようかと
・観劇生活はえきさいてぃんぐに・日常生活はゆるゆると

紅天女

2005-08-05 01:07:37 | 演劇:予告編
国立能楽堂主催特別企画公演 新作能 『紅天女』
原作/監修:美内すずえ
脚本:植田紳爾
劇場:国立能楽堂
期間:2006/2/24,25
出演:梅若六郎(シテ・紅天女),福王和幸(一真)


美内すずえ氏の漫画 『ガラスの仮面』は、とても有名だと思う。長く続く漫画だし、テレビドラマ化もされている。オンエアはちゃんと見られなかったけど、野際陽子氏の月影先生には驚いたぁ(←懐しい・・・)。だから、いまさら内容を語る必要はないかもしれないけれど。。
長く続く作中で、最初から語られる幻の名作。演技のしのぎを削る、主役の北島マヤと姫川亜弓。このふたりが、究極の舞台として目指す演目が『紅(くれない)天女』。

あらすじ。時代は南北朝。戦乱を憂える京の帝は、夢枕に現われた天女にお告げをもらう。平安を望むらなら、彼女を模造する仏像を彫るようにと。彫師は、千年の梅の木を探すために奈良の吉野へ向かい。梅の谷に迷い込み。美しい一人の乙女と出会うこととなる。その乙女は、千年の梅の木の精の化身で・・・。

劇中劇が単独で。能で舞台化されると聞いたときは、さすがな選択だと唸(うな)った。おそらく、商業演劇では観ることのできない幽玄を描いてもらえるに違いない(←お能に詳しいわけではないが、好きは好き)。このたび配役決定。そして。。いつまで待っても、関西公演の予定は聞くことができない。ねぇ、ほんとに来ない? 見たいってばぁ!