持続する夢

つれづれにふと気づいたことなど書き留めてみようかと
・観劇生活はえきさいてぃんぐに・日常生活はゆるゆると

時間が足りない(泣)

2006-01-14 04:33:37 | なんでもないこと
ごぶさたしてます(←ブログとしてこういうの変だね)。
コメントもトラックバックもそのままにしてしまって、ごめんなさい。自分のブログどころか、日参していたお宅にも伺えないほど。余裕のない毎日が、続いております。

新年は、近年まれだというほど穏やかに迎えたというのに。年が明けてから、自宅で何日過ごせたのか。間違いなく、ホテルの方が多い。
昨年内に、東京の仕事はめでたく完了したのが。いただいた、お褒めの言葉を噛み締める間に。関連の、熱湯現場(←反対語:ぬるま湯)に入ってしまっているという。来週がピークではありながら、この忙しさは今月いっぱい続くことでしょう。

今宵は、久しぶりの自宅。明日は芝居でおでかけっ(←このために戻ったようなもの)。たった今、時計を見て愕然としたところ。洗濯が必須科目だったのに(←すぐに次の荷造りをしなきゃ)、・・・今からではさすがにムリだ。
もう、やってられへんわっ! という波がくると。見計らったかのように、たいそう美味い御飯に連れ出され。ついコロっと機嫌をなおしてしまう性格を、見直すべきかもしれない・・・。

来週は丸1週間、東京にて缶詰の予定。ホテルに戻ることができれば御の字で。。1月の関西の目玉は、『12人のやさしい日本人』だというのに。すべてのチケット争奪戦に破れ、最終手段の当日券狙いにかけていたというのに。いてへんかったら、あかんやん・・・。

そういえば。暫くぶりに、自宅のポストをのぞいたら。年賀状が、「郵便料金不足」で戻ってきており。これは、どういうこと? 郵政省発行のはがきなのに、全部おんなじ作りなのに。たった一通だけが20円不足って、なんでーっ!?

新選組!!

2006-01-06 00:06:11 | テレビドラマ
NHK 『新選組!! 土方歳三 最期の一日』
作:三谷幸喜
音楽:服部隆之
演出:吉川邦夫
出演:山本耕史,片岡愛之助,吹越満,照英,池松壮亮,佐藤B作 他


山本氏演じる土方歳三は、伝法な言葉遣いもそのままに。慕われる指揮官となった顔、昔の仲間に向ける容赦のない顔をみせてくれる。本編終了後、一年を経て制作されたというのに。すべてが繋がっていて、すべてがいとおしい。
お年玉とも言える回想シーンでは、全キャストが見事に当時のままで。実時間の経過を感じさせない彼らの力と、あて書きのすごさ(については→こちらに)を再認識させられる。

自分の身であるかのように、隊服をふたつに裂いて。始まる転戦は、近藤局長の汚名を雪(そそ)ぐため。あの地を託すことのできるオダギリジョー氏の斎藤一の存在って、すごく大きいね。無念を晴らすことのために、喪失感を押し殺し、戦い続け、生き続け。戦のなかで死ぬことだけが、一緒に逝けなかった詫びなのだと吐く土方。詫びなど必要ないことは、明らかなのに。自分自身を決して許さない、ことひとの不器用さがもどかしい。

心から思うのは。死にたいと願い続けて、死んだのでなくてよかったということ。こんな願いが叶うのはいやだ。人として、そんな寂しいのは嫌だ。あきらめることを、すっぱりとやめ。軍議に向かい、戦地に向かう姿は、生気に満ち溢れていて。これぞ、「時代と斬り結ぶ」姿だと思う。生に誠実になったところで途切れてしまう生は、哀しすぎるけれど。。
一昨年前に香取慎吾氏が演じた近藤局長は、今際(いまわ)のきわに土方との未来を想い描いたと言う。山本氏の演じる土方副長が、最期にその笑みを知り得たことを嬉しく思う。生まれたてのような笑みを浮かべ、こころ穏やかに愛しき友(←本編最終回タイトル『愛しき友よ』より)の傍に向かうことを。とても、嬉しく思う。

思い遣られて、残される島田たちはつらいね。身をもんで悲しむ彼らに、心を添わせながら。あんたたちが戦い抜いて生き抜いたからこそ、現代にまで新選組は語りつがれているんだよと考えたり。敬愛する土方先生のために、函館から多摩まで走りぬく鉄之助に添わせ。草原を必死に駆ける姿に、あらゆる気持ちを昇華させようとしてみたり。

放送終了後、友に送信したメール文は「時間不足」。ただの続編でない独立した物語となるには、もう少しの時間が必要だった気がする。理想郷を夢見る片岡氏、勝ちたくてしかたのない吹越氏。両氏と本音を交わし、変化する山本氏と。つれて、変化をみせる両氏という微妙な関係性を。「ろまんち」な野郎どもの会話劇を、もっともっと堪能していたかったよ。

あけましておめでとうございます

2006-01-01 13:30:18 | なんでもないこと
あけました。こともなく、穏やかに迎えた新年でございます。

旧年、ブログを開始したときは。何を書くかも、どのくらい続くかも一切考えない。単にブログを体験してみるか、くらいな簡単な気持ちでした。それがすっかり、お芝居ブログとなり。コメントを残してくださる方ができ。そのうち何名かとお会いし、楽しい時間を過ごさせていただけたりと。まさにネットの醍醐味をたくさん体験することができました。軌道に乗り始めたと思ったころにリアルがバタついて、更新のリズムが乱れても。お越しいただける方々の存在は、なによりの喜びでもありました。

模様替えもできず、愛想のない文章もそのままでございますが。それでも、今年も続けていこうと考えております。いましばらく、お付き合いいただければ幸いでございます。どぞ、よろしく。