持続する夢

つれづれにふと気づいたことなど書き留めてみようかと
・観劇生活はえきさいてぃんぐに・日常生活はゆるゆると

2005年3月の記事一覧

2005-03-31 23:59:59 | なんでもないこと

 3/13  つきなみだけど なんでもないこと
 3/14  THE LAST FIVE YEARS 演劇:予告編
 3/15  すごいのかすごくないのか なんでもないこと
 3/16  オペラ座の怪人 映画
 3/17  閉鎖 なんでもないこと
 3/18  <3/17のつづき> まだ寂しい なんでもないこと
 3/19  関西はスルー 演劇:予告編
 3/20  劇団☆新感線 『吉原御免状』 演劇:予告編
 3/22  尊厳死の主張 できごと
 3/23  花粉の季節 なんでもないこと
 3/24  半落ち 映画
 3/25  アクセスの謎 なんでもないこと
 3/26  小枝 N.Y Brownie チョコレート
 3/27  PET検査 なんでもないこと
 3/28  『新選組!』スペシャルDVD テレビドラマ
 3/29  あて書きの効用 テレビドラマ
 3/30  まだ続けるか テレビドラマ
 3/31  救命病棟24時スペシャル テレビドラマ

救命病棟24時 スペシャル

2005-03-31 01:16:39 | テレビドラマ
ドラマ『救命病棟24時 アナザーストーリー』
脚本:福田靖,武藤大助
演出:水田成英
出演:江口洋介,松嶋菜々子,香川照之,大泉洋,平田満 他 



実は連続ドラマは見ていない。俳優陣には大いに期待していたが、地震がからんでいて見られなかった。後悔している。でもあまり性根が座っていないので、スペシャルにまとめられてもちょっとつらい。
今回頑張ってみた理由は、大泉氏。北海道を拠点とする演劇集団TEAM-NACSの役者さんだ。

テレビでは。新鮮さと旬が重要視されているらしい。そして旬扱いは、勝手な賞味期限切れ扱いに通じたりする。大泉氏は、今まさに狙いどおりの素材なのらしい。産地直送というブランドつきで。
それでも。ここまでいきなりな主役抜擢は、彼の実績と実力が評価されているのだと信じたい。

この人の醸し出すおおらかな雰囲気は。やはり北の大地に育てられたためなのかな。
涼しげに、ふてぶてしくドラマの中に居て。相反する単語を並べた。こんなアンバランスなところが、たまらなく好ましい。

少し前に、ある番組で。東京はホームグラウンドたりえない(意訳しすぎ)なんて発言をしていた。司会者に、その言葉を守らずに東京に住むのなら嫌がらせをするからな、と冗談交じりにせめられて。彼は受けて立つ感じでこう返した。「いいですよ、それくらい」
こちら関西だ。ボケにはツッコミ。ジョークにはジョークの上乗せ、もしくはツッコミの土地柄だ。このカエシどうよ。・・・目一杯なごんだ。

ずっと北海道を大切に思っていて欲しい。ローカルスターの星(本人談)なのも良い。しかし大阪にもってくる芝居が2日って少なすぎないか?チケット、取れるわけがないじゃない。

まだ続けるか

2005-03-30 00:25:59 | テレビドラマ
『新選組!』DVD話。
まぁ、40時間にも及ぶ大作だったから。などと言い訳しつつ。できるだけさっくりと。

脚本家と役者のコミュニケーションが本当にうまくとれていて。演出家は妬かなかったのだろうか、とふと考える。この脚本家、キャスティングにも深く関わっていたようなので。おそらく製作スタッフとの関係が良好だったのだろう。それで言うとDVDの製作者の姿勢にも、細かいこだわりを感じて嬉しくなる。

    <ここからは座談会の様子>
  • 主役の二人が、互いに子供っぽいリクエストを出し合っている姿が微笑ましい。 それを実行するかしないかという点に。局長・副長の立場の違いを連想して可笑しい。
  • 語られていたことば。言い方込みでお気に入り、ふたつ。「俺だろっ」「どこ!?」 こういうの大事。所在をあきらかにすることを、ないがしろにしてはいけない。なんて、ね。

あて書きの効用

2005-03-29 01:51:47 | テレビドラマ
3/28のつづき>
幕末はややこしい。藩の絡みだけでも理解しかねるところに、新選組がからむとよりややこしくなる。
失礼は重々承知で。三谷幸喜氏は緻密な脚本家ではないと思っている。ちなみに、史実云々については完全にお門違い論だと思っている。なにせ、わたしにとっての新選組芝居の最上品は、つかこうへい氏による『幕末純情伝』だった。沖田総司・女説にはじまる奇想天外このうえない「ドラマ」ティックな「芝居」である。

話がまた逸れた。あて書きについて持っていた個人論。イメージできるままの姿をみるだけではつまらない。これは、好きな役者さんの色々な姿を楽しみたい、という意味で。どんな役にでもなりきってくれる姿を堪能したい、という意味でもある。

今回は、見事なまでにアテが填まっていた。もともと大河ドラマでは、後半に向けて役者と役がしっくりなじんでくるというのが通例のようだが(←大河の鑑賞は中学生以来)。おそらく。脚本には書かれていない事柄で、役者の解釈によって補われた部分があっただろう。その解釈による演技の最初から最後まで、ブレがほとんどないことに感嘆する。登場人物のもつ説得力と魅力といったらない。幕末の「ややこしい」にまでも、これだけ個人の思惑あればこそと感じ入る。これこそが、あて書きの効用なのだ。

特典映像の座談会。語られる内容は、現代でありプライベートであったりするのに。関係性がドラマと変わらない。彼らの中で、たった一人ギャップがあったと評されていた永倉役の山口氏でさえ、個人主義的な雰囲気が本人に似つかわしいものであると思う。

DVDの発売に証明されるごとく、『新選組!』にはコアなファンが多いと聞く。
きっと。彼らのバーチャル感とリアル感の交差が、惹きつけてやまない理由のひとつなのに違いない。

『新選組!』スペシャル DVD

2005-03-28 01:16:31 | テレビドラマ
2004年NHK大河ドラマ 『新選組!』スペシャル(総集編)
脚本:三谷幸喜
演出:清水一彦,伊勢田雅也,吉田浩樹 他
出演:香取慎吾,藤原竜也,山本耕史,堺雅人,野田秀樹 他



独断による偏った出演者表で申し訳ない。これは小劇場役者の宝庫という楽しいドラマ。贔屓の役者さんが、贔屓できる役柄でどんどんでてくる。かなり幸せな1年だった。
キレイなメディアで手元に残しておきたい。収集癖があるので、DVDについてはすべて購入することに決めた。すでに『第壱集』が手元にあり。来月発売の『第弐集』も購入する。4月下旬、もれなくこのタイトルの記事を書く。

考えるに。舞台役者はテレビドラマ界ではあまり報われていない。昨今は、成功している役者さん方もいて、安心していられはするが。ここに至るまで結構長くかかったと思う。最初のころは見ているのが辛くて、もう出るのはやめて欲しいと思ったことも多々あった。
多分、役に対するアプローチがテレビドラマのみの役者さんとは異なるのだろう。背景にいろいろ感じさせてしまう役作りが、視聴者にはうさんくさいヤツと伝わってしまうのだ。そして、全体の中で浮いていると映るのだ。
そういう意味では。今回の空気感は比率が逆で。主役の香取氏は演じづらいのではと、ずっと思っていた。でも最後には見事になじんでいて。伊達に芸能界のトップを張っている人ではないのだと知らされた1年でもあった。もう一人の主役、山本氏。ご本人インタビューで「主の活動は舞台だが、舞台の人にはテレビ人だと思われている」というような発言を聞いたことがあり、そういうものかと納得した記憶がある。その微妙な立ち位置が、今回おもしろい具合に生きていたとも思う。

特典映像の座談会。先行のTV放映とDVDでは少し編集が異なり、鑑賞のし甲斐がある。
が、まとまりがつかなくなってきたので。明日タイトルを変えて続きを書こう。

PET検査

2005-03-27 01:30:52 | なんでもないこと
「ペット」と読む。がん細胞の有無、炎症性の疾患の有無を調べる。約2週間前にこれを受診し、本日異常なしの結果を受けとった。

病院内でしたこと。受付・検査着(ジャージ)への着替え・血圧測定・身長体重測定・注射・安静にしつつ水を飲む・検査機器内で寝姿勢を保つ・待つ・着替え、以上。それ以外のことはしていない。
画期的。所要時間は2時間半で、ほとんどが安静時間。ちなみに食事は5時間前まで可。

検査というものが嫌いで、もう何年もごぶさただった。普通の食物でも、好き嫌いで喉を通せないものが多々あるというのに。バリウムや胃カメラなんて飲めるわけがないだろうと。幸いにして、病いに罹ることなくここまできた。が、いいかげん調べてみたほうがいいのじゃないかとは考える。そこにタイミングよく飛び込んできた話。
「注射一本打つだけであとは寝てるだけ」
事実だった。正確には、身長体重にあわせた投薬をするために、注射は点滴風ではあったが。ほんの数分だけなので大きく訂正することでもない。

気にしていた部位がきちんと写し出されていて、それが癌ではないと診断されると安心できる。万能ではないと書いてはあるが、精度は高い。なにせ前日に重い荷物を持ったことまで写りこんでいた。すごい。
もっと一般的になって、気軽に受けられる金額になるといい。検査のために痛い思いをしている時代が早く終わればいい。



<以下 検査結果票より要約>
がん細胞は通常よりも盛んな細胞分裂をするらしい。そのために糖分が費やされるらしく。この原理を利用する。放射性物質を含んだブドウ糖を静脈に送り込む。安静、とは薬剤を全身にムラなく行き届かせるためらしい。その後PET装置(CTスキャンに極似)に入って撮影をおこなうと、異常部分は白く光って写るのだという。

小枝 N.Y Brownie

2005-03-26 15:06:04 | チョコレート
チョコレート菓子 『小枝』 ニューヨーク・ブラウニー
森永製菓より。期間限定品として発売中。


ビターチョコレートに焼菓子(ブラウニー)を砕いて混ぜ込んだ、小枝のオトナバージョン。身長115ミリ。
ビターは好みが分かれるところだろうが。かなり濃厚に仕上げてあるので、苦味はうまく隠されている。ゆっくりしっかり味わえる。

この時季に「チョコレート」カテゴリ新設。冬季限定品がなくなっていくころに。
新製品に限らず、定番品も書いていこう。
日常嗜好品にはコーヒー、酒などさまざまあろうが。なくてイライラが募るものとしてチョコをあげるわたし。好き度合いは。なんとタバコに勝る。ニコチン中毒ならぬ、なんとやら。ちなみに禁煙中、ただいま良好に継続中♪

アクセスの謎

2005-03-25 21:41:22 | 当ブログについて
いらっしゃいませ。

いきなりご挨拶からはじめる記事もいいよね。
昨夜の投稿が11件目になり、ページが2枚になった。小さい達成感のあと。ふと、この記事はどのように探されるのかと興味がわいた。goo提供の解析では、日計にてアクセス人数を知らせてくれる。
拙いなりに、考えつくかぎりの検索を繰り出してみる。結果はさっぱり。アドレスを入力するしか戻る方法がない。。。夜も深い時間になると、ろくでもないことを考えはじめる。数値底上げ?gooのやさしい心遣い?なんてね。だって情報を知っている本人がたどりつけないんだよ?

あれこれはさておいて。
見つけてくださってありがとう。
愛嬌どころか愛想のかけらもないページですが。わかっていながら軌道修正もできずにおりますが。
だからこそ。これが再訪になる方には、より強いありがとうを。
それにしても、どういう経路で来られました(笑)?

半落ち

2005-03-24 23:56:37 | 映画
映画『半落ち』
原作:横山秀夫
監督/脚本:佐々部清
脚本:田部俊行
出演:寺尾聰,原田美枝子,柴田恭兵,鶴田真由,伊原剛志,樹木希林 他




テレビ放映を鑑賞。
被害者からの懇願による殺人を嘱託殺人と呼ぶらしい。犯人が罪を認め全て自供することを、完落ちと呼ぶらしい。犯人は罪は認めるが、自主までの2日間についてを話さない。
空白の2日間を大切に扱うことで、人の絆を追う。哀しいけれど愛のある、愛はあるが哀しいという映画だった。
息子の死を受け入れられずアルツハイマーになり壊れていく妻。被告は「妻は二度も息子を失った」と証言する。息子の病死と妻自身の病気で。
二度ではないと感じた。正気を失うたび、妻は幸せそうに息子を呼ぶ。正気に戻るたび息子を失う。

様々な立場の人間が、様々な問いを発する。
「あなたは今誰のために生きているんですか?」「命を奪って愛してるはないでしょ」「わたしが殺してって言ったらわたしを殺せますか?」「わたし、殺してやることもできなかったんです。ごめんなさい」「あなたには守りたい人がいませんか?」「魂がなくなると命ではないのですか」
被告が言う。「わたしは妻を殺した人殺しです」
裁判官が言う。「そんな捌きを決めるのはあなたでもわたしでもない」
最後に。「生きてください」というメッセージが伝えられる。

役者陣は。原作物によって裏付けされた役柄を、皆見事に務めている。すべての愛を成立させるものは、主役の頑張りだけでは決してなく。脇が固められていてこそ。高島礼子、國村隼、田山涼成、笹野高史。よかったなぁ。

花粉の季節

2005-03-23 23:48:16 | なんでもないこと
花粉は。誰もが体内に取り込んでいて。たとえば、コップに注ぎ続けた水があるとき溢れ出すようなもので、「あふれる」が発症なのらしい。この話を思いおこすたび。花粉症だなんて単語が浸透する以前からグズグズになっていた自分は、なんて許容量が小さいのだろうと、かなりへこむ。

手元にひと通りのグッズが揃った。はげしく重症でもないが。ゴールデンウィーク手前まではティッシュと蜜月を過ごすことになる。
なぜかだか周囲には、最強レベルに分類できてしまう人たちばかりが集っていて。どうにもこの季節は分が悪い。わかりやすい症状で居るので、「辛そうやねー」なんて気軽に声がかかる。おう、きっぱりはっきり辛いんだよ。やさぐれ全開で「仲間になろうよぉ」と誘いをかけてみる。誘いのことばには、ほんのり本音が混じっていて。聡い友人たちは、きっぱりはっきり断ってくれる。ありがとう。
でもね。本音の大部分では。こんなのには罹らないのがいいよ、と思っているよ。だからあなたたちも。あえて危険に踏み込まないように気をつけなさいな。
とりあえず。愛知博は良いんだが。ついでに伊勢神宮、については避けてもらえないか?