持続する夢

つれづれにふと気づいたことなど書き留めてみようかと
・観劇生活はえきさいてぃんぐに・日常生活はゆるゆると

2005年10月の記事一覧

2005-10-31 23:59:59 | なんでもないこと
 10/1 来年の手帳 10/3  偶然の音楽
 10/4 一条ゆかりワールド 10/5  ひとり再放送
 10/6  ガラスの仮面 10/7  ケータイ新調!
 10/9  ごくせん 10/10  3日間休止
 10/14  吉原御免状(0) 10/17  審判 1/3
 10/18  審判 2/3 10/19  審判 3/3
 10/23  いろいろ、いろいろ 10/25  GABA
 10/26  あいのうた #3 10/27  日本シリーズ決着
 10/30  花より男子 #2  

花より男子 #2

2005-10-30 02:17:20 | テレビドラマ
TBSテレビ 『花より男子』 最悪のファーストキス!!
原作:神尾葉子
脚本:サタケミキオ
演出:石井康晴
出演:井上真央,松本潤,小栗旬,松田将太,阿部力,松嶋奈々子 他


原作の漫画は、残念ながら読んでいない。すんごい裕福なお育ちの御曹司が、よりどりみどりにイケてて。そのうち。花沢類が滅茶にマイペースでカッコ良く、道明寺司が苦茶におバカでカワイイとか。当時、聞いた話はこのくらい(←記憶はすでに曖昧)。

テレビならではの(←映画もやっていたよね)、豪華さの実写は楽しい。装飾品の数々や、邸宅や調度品。その中を迷い歩いての、つくし役の真央ちゃん(←かわいい)の突っ込みが冴えわたっていたな。部屋中におかれたビリヤード台を見て、「一家に1台で充分だし! ってか、普通ないし!」。大食堂に並ぶテーブルと椅子の数に、「ハリーポッターかよ!?」。

学校でのイジメ(←ゲームではないだろ?)のシーンは、不快。陰湿極まりなくて。。たとえ、現実はその上をいっているのだとしても。つくしの雑草魂を描くためだとしても。
つくしに救いの手を差しのべる類役に、小栗くん。彼は、いろいろ観せてくれるねぇ。今回は現実離れした王子様が、お似合い。あと。面白そうなのが、司の姉役の松嶋嬢。予告で、弟を蹴り飛ばしてたような??

ドラマ化されることすら、知らなかったので。視聴は、ホテル暮らしの賜物。生活が変わって、いろいろ変わってきてるな。。ドラマでは。たしか、『1リットルの涙』を初回から録画してあるはずなんだけど。今の元気では、消化できない(←精神的に)かもしれないなぁ。

日本シリーズ決着

2005-10-27 01:18:00 | なんでもないこと
野球(←もう言わなくてもいいかもしれないが、うすめのタイガースファン)。
本日、日本シリーズがあっけなく終了。さすが関東、テレビ番組は延々(←たいへん失礼)勝者の祝勝会を放映していらっしゃいます。あぁ、こういう日は関西にいるべきだ。。いま、すっごくアウェイな気分・・・。以前、どさくさまぎれに中途半端なことを言った流れで(→このあたりで)。もうひとことだけ残しておこう。負け惜しみだなんてこと、重々承知だよ!!

日本一って。
満身創痍の勝者同士で戦って決めてもいいんじゃないのかーっ!?

あいのうた #3

2005-10-26 23:30:06 | テレビドラマ
日本テレビ 『あいのうた』 今日で性格ブスやめます!?
脚本:岡田惠和
演出:猪股隆一
出演:菅野美穂,玉置浩二,成宮寛貴,小日向文世,和久井映見,岸田今日子 他


小さいころに、悲しいことが続くと。心の一部が、子どものまま止まってしまうことがあるよね。菅野氏演じる洋子は。性格が曲がっているというけれど。欠けている部分がどうしても埋められなくて、バランスが悪いだけなのに。もう誰にも、子どもだと言ってもらえない年齢になってしまって。自分で自分を必死に守らなければならなくて。一生懸命になるほどに、不器用になる。

自分を捨ててしまいたくて、自殺を図る。未遂に終わり。それでも捨ててしまいたくて、記憶喪失を演じる。慣れない装いは、すぐにほころびるけれども。出遭った人々は皆、優しい。
玉置氏演じる優二は。おそらく、欠ける部分なくしっかり築いて生きてこれた人のはずなのに。なんだか今は、突如として不足してしまったところがあって。歪(いびつ)に優しくなっているみたいだ。

人は。ある日突然、別の何者かになったりは出来はしない。だけども。洋子が。さりげない、優しい感情に包まれて。嫌な現実から、目をそらしてもらえて。甘えたり、安心できたり。そうやって、ちょっとづつ育ちなおしていければいいね。あと、呼び名って大事だねぇ。あたらしく彼女のために用意された「愛ちゃん」という名が呼ばれるたびに、すごくほっとする。

ちゃんと観るのは、今回がはじめて。菅ちゃんが好きだから、見たいとは思っていたんだよ。いままで。自分に愛想をつかしたり、他人に愛想をつかしたり。足りない、あれこれには有るふりなどもしつつ。曲がりなりにも大人として生きているけども。これから3ヶ月、いろいろにとても不器用な「愛ちゃん」が、ひとつ解(ほど)けるたびに。泣かされるんだろうなぁ。でも、このドラマで泣いたなら。埋まる何かが、ある気がするよ。
「ありがとう」という言葉が好きだと思う。自分自身にも、効き目のある言葉だから。相手に対しても、出し惜しみしないで言いたいと思ってる。照れくさいけどね。

<追記> ホテル暮らし(というより長い移動かな)にも、いい加減順応してきたみたい。

GABA

2005-10-25 01:06:38 | チョコレート
メンタルバランスチョコレート GABA ギャバ
グリコより、関西では新製品として発売中


ストレス社会で闘うあなたに。チョコレートでほっとしよう。
チョコレートを食べて「ほっ」とした経験はありませんか? その要因の1つはチョコレート原料カカオに含まれるGABA(ギャバ)の力。


GABAには、ストレスを抑制してリラックスさせる力があるらしく。あとは。血圧上昇を抑えたり、中性脂肪値を抑えたりもすると聞いている。それが、大好きなチョコに入っているというなら大歓迎。本製品には通常の25倍量入っているらしい。
ま、ストレスと闘う生活はしていないけど(←スケジュールとは闘ってるけどなっ)。良い話は、信じて食べれば効果がアップするものだとも思ってるので。信じておくことに。

赤のパッケージのミルク味と、茶のパッケージのビター味。GABA(ギャバ)は、発芽玄米に含まれると思い込んでいたので。玄米風味だったらどうしようかと思いつつ(←あいかわらず短絡)、ビターのほうを購入。ちゃんとチョコで、ひと安心。
ビターらしい苦味と。砂糖のしっかりした甘味に、かすかなブランデーの風味。最近、手のこんだチョコが続いていたこともあり。どストレートなところが、美味しい。あと、ころころした丸みが優しい感じを強調してくれていて。そこのところが、いちばん好き。

製品形態は、スタンディングパウチと缶の2種類。携行したいのでパウチにしたけど。自宅に置くなら缶タイプのほうがいいね、ちょっとかわいいし。

いろいろ、いろいろ

2005-10-23 12:59:20 | なんでもないこと
ただいまです。「行ってきます」を言っておりませんでしたが。ようやく、ホテル暮らしから解放された朝でございます(←昼やで!)。久しぶり(←大げさ)の関西は、すっかり秋になっていて。おやすみどきに、夏向きの布団の薄さに驚きました。あわてて、合物をひきずりだして。とりあえず就寝しましたが。幸い、風邪はひかずに済んでいるようです。
で、もういろいろありすぎて。いっぱいいっぱいです。アタマの中がぐちゃぐちゃで、整理できてません。以下、がーっ(←関西人擬音)と羅列してみます。
  • 『吉原御免状』が、もう本日楽日です。自分自身が雰囲気に左右されやすいタイプだとはわかっていましたが。東京の空の下、ホテルの部屋では。コレに関する文章は、まったくまとまりませんでした。
  • 日本シリーズが始まったようです(←さっき知った)。そういえば、対戦相手が何故にロッテさんなのかが、腑におちてません。
  • 『新選組!(←昨年の大河ドラマ)』の続編の撮影が、クランクアップしたそうです。気分は一気に正月(←放送は1月3日とか)へ向かってしまいます。
  • テレビドラマは、冬クール物が出揃いましたね。今日は掃除をするか、録画しているドラマに浸るか。どっちか(←え?)をしたいと思います。
  • 今朝。NODA MAPの『贋作・罪と罰』のチケット争奪戦に敗退しました(←平日ならまだちょっと残ってるみたい)。
  • この調子では、三谷幸喜氏の『12人の優しい日本人』も厳しそうです。
  • あ、でも。今月の『SHIROH』のゲキ×シネのチケットは、無事入手できました。
  • 東京でお会いした優しい方から、12月の『ジキル&ハイド』のフライヤーをいただきました。これが、先週いちばん嬉しかったことかな(ありがとうございましたーっ)。ここに写る鹿賀丈史さんは、それはそれは色っぽいんだよ。ホテル滞在中、デスクに飾っていたのは。内緒でもなんでもなく、唯一のうるおいでございました。
あぁ、すっきり。今週は、自宅で暮らせそうなので。更新ペースを戻せたらいいなぁ。

審判 3/3

2005-10-19 23:46:40 | 演劇:2005年観劇感想編
この演目を、初めて観たときには。鮮明に描き出される凄惨な現場に、ただただ気分が悪くなった。本気で、劇場から立ち去ろうかと考えるほどに。後日、これが中途まで実話であったことをつきとめて愕然とする。そして、キリストの教えの元で。自殺という選択肢が許されないものだったことにも、ようやく気づく。もちろんカニバリズムも。実話では、生存者はどちらも発狂しており。通常の食事を与えたのちに、銃殺に処したという。

初見の『審判』では。ヴァホフは、正気にみえた。ありえない現実を体験したのだと。時折激昂し、訴える姿が。正常なればこそと感じた。彼の勢いに、押されてびくついて。すべての出来事を見据えて理路整然と語る彼を、敬いの思いで見つめ。彼の為に、祈りを捧げたく思った。
その後、見たヴァホフは。静かに狂っていたと思う。平静に話してはいても、普通とはすでに違ってしまっているのだと。こんな体験をして正気でいられるわけがない、と納得できた。もう、彼は自力では生きてはいけないだろうと。下した審判に従わせるしかないのだと、思わせる空気を醸していた。

今作のヴァホフは。なにより、同胞の姿を仔細に語る。彼らの一部始終を冷静な目で追い続け、記憶にとどめ。穏やかに優しい語り口で、一人一人の姿を写実に浮かび上がらせる。同胞に対する尊厳を表現するときに、感情の高ぶりは最高潮を迎える。今、生きてある彼の肉体のなかに、同胞の血肉がある。文字通りの事実を、感じさせられて。眩暈(めまい)がする。。暗い舞台に強い照明が、十字架を描く。あれが、鎮魂の力を持てばいい。

未見の方に、どうぞと気楽にお勧めできる演目ではない。だた。一度御覧になった方には、二度観ることをお勧めする。あなたの席は、劇場の客席ではなくなっているはずだから。あらかじめ事の顛末を聞き知った傍聴人として、または判事として。彼の証言を聞いてみることを、ぜひお勧めする。そこで。あなたの下す審判は、どんなものですか?

<追記> 以前、『審判』に触れた記事が→こちらに。進化し続ける加藤健一氏に脱帽。

審判 2/3

2005-10-18 22:23:15 | 演劇:2005年観劇感想編
彼は問い続ける。自分の罪を。強いまなざしをこちらに向けて、下る審判を待ち侘びている。こちらといえば。万が一にも彼と視線を合わせてしまったりしないように、目をそらすので精一杯だ。当事者になることの怖さに、後ろの席を選んでもいるのにね。

ヴァホフは。殺害にも食肉にも、積極的に加わったのではない。もう一人の生存者・ルーヴィンは、誰よりも最初に食糧に向き合った。丁寧に解体し、しり込みする同胞に配布まで行った。最初に取り決めた作戦に、誰よりも忠実だった。不器用なほど真摯に、すべてを全身で受け止め続けて。ついには自分自身を壊してしまう。
ヴァホフの正気は。耳を、心を、都合よく塞いだことによる。それをどこかで恥じているからこそ、ルーヴィンを尊重していると本心で吐く。それでも。生き残りが、ふたりになったとき。彼は、凶器の準備を始める。先に亡くなった同胞の大腿骨を、石の床で研ぎすます。

加藤健一氏によって、描き続けられる地獄絵図は。60日目を迎えて、終焉に向かう。
彼らを発見をした中尉は、吐き続けていたとヴァホフが言う。その行動を責めるでもなく、判事に己への哀れみを請うのでもなく。本当に、なんでもないことのように。
かの場所は、今は無い。中尉が、ダイナマイトをもってして破壊してしまったから。ヴァホフは、こうも言う。あの時。同時に心の中からも消滅させてしまえれば良かったのに、心象に残してしまったと。両の手で、いとおしげに大腿骨製のナイフを撫でながら。

彼は何度も主張する。自身の正気を。正気だと認められることを望み、その上で裁きを受けたいと願う。自分自身は「有罪」だとも言う。ただし、「罪の性質」を知らせろと迫る。そして。。答えがでないのなら。「戦場に戻してください」と言うのだ。「銃を持って戦わせてください」と請うのだ。ここで、強く思う。・・・彼は正気だ。・・・戦場の中にいられる間は。と。
地下室に迷い込んだ小鳥のエピソード。小鳥ですら、すぐには脱出できず。ばたつく羽音を耳にして。同胞はパニックを起こしたという。すでに地下室の外の世界を受け入れることができず、全身で拒絶する姿をヴァホフは証言した。彼自身すら。救い出されたときに、歩いた樺の木の下の情景を。葉の匂いに包まれながらも、ひどく遠いもののように感じていた。

正しい審判を下すために、彼の証言に耳を傾けなければならない我々。身じろぎすら憚られる緊迫した空気の中で、聞くだけでも苦痛な事実。他の誰にも語り得ない事実。極限におかれた人間のとった行動。それを。安穏と生きる者に裁けるわけが無い。彼の罪は、彼以外に裁く権利を持たない。だが、誰かが彼を裁かなければ。彼は救われない。

審判 1/3

2005-10-17 22:39:14 | 演劇:2005年観劇感想編
加藤健一事務所 25周年記念公演『審判』
劇場:京都府立府民ホール・アルティ
作:バリー・コリンズ
訳:青井陽治
演出:星充
出演:加藤健一


過酷な演目だと思う。観る側にここまで緊張を強いる舞台を、他には知らない。

以下ネタバレ考慮しません。相当な再演であることと、伏せると物事が語れないためです。
1980年。加藤氏は、この作品を上演するために加藤健一事務所を設立したという。その後、定期的に再演を重ね。今回は、記念公演を締める演目として再演される。
観劇のきっかけ(初見時)は、フライヤーに書かれた文章だった。「たった一人で七万語という膨大な量の台詞をしゃべる(←不正確)」という、芝居の高度さに惹かれて迷い込んだ。展開された内容は、苦手の一言につきたのに。今も苦手なはずなのに。たぶん、これからもかかるたびに行くのだろう。
舞台装置は、黒幕前に証言台のみ。小道具は、小さな証拠品がひとつだけ。役者が、たったひとりピンスポットに照らされて。60日の期間の出来事を語り続ける、2時間半の舞台。

時は第二次世界大戦下。ロシア人の将校7人が、ドイツ軍の捕虜となる。食料も与えられず、衣服すら剥ぎ取られ。脱出不可能な修道院地下室に収監され。戦況の変化によって、置き去りにされてしまう。2か月後。彼らは味方によって発見される。生存者は、ふたり。あとの5人は・・・。
加藤氏演じるヴァホフが、軍事法廷の裁きの席に立っている。唯一、証言の可能な生存者として。おそらくは、軍部内にセンセーショナルに走り抜け。同時に、嫌悪感を生んだ一大事。水さえない状況であったはずなのに。彼は、同胞に食事の世話をしていたと言う。食べるものなど他にはありはしない。彼らは、互いを食べあって生き残ってきたのだ。生き残ったもうひとりは、すでに狂気の世界の住人となり、もの言えぬ状態で。なのに。彼は、平静そのもので証言台に立つ。ヴァホフの第一声。「嫌われているようですね。私は」

世の中と完全に断絶されたところで、生き残るためだけに組み立てられた驚愕の秩序を。そこで。誰が何をし、何をしなかったのかを。彼は語り始める。
最高将校が、飢えと渇きの極限状態で立てた作戦は。髪の毛による公平なくじ引きで、肉体の提供者を選出すること。結果は、張本人が提供者になるというもので。やはり公平に、皆によって絞殺され食糧となる。これらの手段は、彼らの手元になにひとつの道具もないことをも物語る。60日間のなかで、順に少なくなっていく同胞。抵抗しつつも、続けて提供者となった彼。それら、すべてを否定して自殺した彼。祈りのなかで自然と神に召された彼。病に冒され殺害されるに至った彼。すべてを正面から受け止め続け、とうとう狂気のなかに沈んでいった彼。それらを記憶のなかに綿密にとどめる彼。

いったい、誰がいちばん不幸でなかったのか。出来事のなかに、少しでも好転する「もしも」はなかったか。けれど。加藤氏の圧倒的な演技力は、それらすべての希望すら打ち消してしまう。次々と暴かれる事実の前には、仮定など無意味でしかなく。悲しみに泣くことは欺瞞でしかなく。いっそ、彼を憎んで終わりにしてしまおうかと揺れる。

吉原御免状 (0)

2005-10-14 01:25:41 | 演劇:2005年観劇感想編
ただいま、です(←とりあえず、ごあいさつ)。ほんとは、もっといろいろ書きたいけども。で、いつもの中途半端なタイトル。見るほどに変なんだけど、なぜか恒例。。

今回は。初の原作もの、趣向を変えた「いのうえ歌舞伎第弐章」という触れ込みで。それを体感。ひとことですませるならば、「正統な時代劇」。原作は読んでいないので、忠実なのかそうでないかは断言できないけれど。忠実な部類に入るのではないかと考える。過去に観てきた中島かずき氏の作品とは、やはり毛色が違ったので。

梅田芸術劇場の回り舞台を、これでもかっというほど回し続ける演出は。まるで絵巻物を見ている気持ちにさせるものがある(←登場人物がキレイやしなーっ)。男たちは格好良く。女たちは儚げで。そんな中に展開される、花火のように燃えて散る、松永誠一郎(堤真一)と勝山太夫(松雪泰子)の悲恋は。この秋、観たかったものそのもので。もぉ、大満足!

だけどね。もうちょっと、おバカな男たちのが好きだな。もうちょっと、強い女たちのが好きだな。楽しく観劇しながら。そういう新感線ならではの愛しいヤツラを探してた。ちょろいくらいお人好しで、いくら騙されても懲りないくせに、好きな女のためなら何でも出来て、すんげー強くなっちゃう男たちと。明るくて、そんな男をハナであしらっちゃいながら、いざとなったら包みこんで守って、戦っちゃう女たち。そこんとこが、やっぱ寂しかったかなぁ。

実は。本日遅刻入場(←大迷惑)。友より、「ありえねぇ」という言葉を頂戴する。
劇団☆新感線の舞台は、幕前の音楽から始まってる。開演時間が近づくと、BGMの音量がぐんぐん大きくなって。劇場独特のざわめきが、静まりかえる。ワクワクがドキドキにかわって、最高潮になってはじまる芝居。この醍醐味を味わえないなんて・・・(泣)!!
そして。イライラのあまり、新幹線の中で作れなかった報告書を。今から仕上げなきゃ・・・。そんなこんなで。ちゃんとした感想は、来週に(←も一回、行くっ)。連載で(笑)。