持続する夢

つれづれにふと気づいたことなど書き留めてみようかと
・観劇生活はえきさいてぃんぐに・日常生活はゆるゆると

電車男 1/3

2005-08-30 01:26:48 | 演劇:2005年観劇感想編
『電車男』
劇場:シアタードラマシティ
原作:中野独人
脚本/演出:堤幸彦
共同演出:大根仁
脚本:三浦有為子
音楽:武内亨
出演:武田真治,鈴木一真,モロ師岡,佐伯新,脇知弘,千代将太,河原雅彦 他


キタ━━━━(゜∇゜)ノ━━━━━ッ!!(←頑張ってみたよ。・・・ぜぇぜぇ。イマイチ妙?)
映画は気付くと上映終了。テレビはすっかり脱落。でも、舞台は観る(^^)←普段ここまで。
電脳世界の代表格、『2ちゃんねる』。ネット上でのやりとりを、舞台でどう表現するのかにすごく興味があった。いやぁ、斬新っ。

その前に。この舞台で、これほど笑えるとは思っていなかったよ。ご当地ギャグも、きめ細かく配置されてて。これだけサービスされると、気持ちよく手を叩いて笑えるというもの。もうちょっと大阪でやってくれれば、また行くのに!

さて。舞台は、中央に電車男の部屋。いい具合に乱雑に、オタクなものが置かれている。両脇に三段の櫓が組まれていて、そのブースが、それぞれ毒男(独身男)の部屋となる。内装はけっこうさまざまで、事情の違いはあるらしい。ストーリーテラーとなるのは、エリートサラリーマン。彼だけは洒落た部屋に住み、『2ちゃんねる』については高見の見物を決め込んでいる。
ストーリーはおなじみ。恋におちた電車男が相談を書き込み、スレッドに集う人々が反応して進むのだけど。仕掛け部分は反転にします→彼らが覗き込むパソコン画面が、常時舞台中央壁面に映し出される。彼らの表情とともに。実は各自のパソコンが、カメラになっているという仕掛け。文字つきのテレビ電話というと伝わりやすいのかな。役者さんは、カメラに焦点をあわせた芝居が求められる。同時に書き出される文字に、タイミングを合わせる必要もあって、かなりたいへん。ついでにいうと、見るほうもけっこうたいへん。

外出先で電車男におこる出来事は、あらかじめ撮影済みの映像が使用される。堤氏は、映像の監督さんというイメージが強かったけれど。どちらにも精通した演出家という方で、それがとてもよかったと思う。他のメディアとの比較はできないけれど。原作の空気を、かなり正当に引き継いだ作品になっていたと思う。

今日は顔文字だけで力を使い果たしてるな(←なさけない・・・)。続けます。